我が庭に今年も咲いた「コンスタンツェ・モーツアルト」について、今回はその蕾状態から無事に開花するまでを観察撮りしましたので綴っておきたいと思います。
前年も咲いてくれましたが、ソンブレイユやプロスペリティ、アンジェラの様に我が庭に盛大に咲き誇ってくれる程ではありませんが、したたかに綺麗な姿を魅せてくれる薔薇の1つなのです。
それでは さっそく蕾の状態から観てみましょう。
5月の初旬、我が庭の西側(表庭)に蕾から花弁を開き始めているのを見つけます。
膨らんでいた蕾のガクを破って、中に収まっていた花弁が外側へ開いていきます。
次第に中の花弁が次々と外側へ押し開いていきます。まだ中心は固く閉じられています。3分咲きくらいでしょうか。
5分咲きを過ぎると、中心に収まっていた淡いピンク色の花弁がたくさん広がってきました。暖かい陽気が続き、花弁も少しづつ開花へ向かいます。
その側の花弁はシルクホワイト色でとてもエレガントな雰囲気を魅せるのです。
そして完全に開花となります。
陽の光によって見え方が違ってきますが、透明感のある少しグレーがかったピンク色が特徴のバラなのですね~薔薇の香りも印象に残るさわやかな良い香りだと思います。
花弁もとても優しい風合いを感じさせる「コンスタンツェ・モーツアルト」は、やっぱり賞を得られるだけの美しさがありますね!
今回の追記(おまけ記)
5月中旬に入った春の庭はガーデニングにぴったりです。数々のバラ品種も満開を迎え、薔薇以外の花種も生き生きと花を咲かせていきますね。
我庭の表西側コーナー
手前にトスカーニ・スパーブの赤いバラ、アーチにはルナミストが咲いています。立水栓の上にはソンブレイユがラティスを覆うように咲いています。レンガと敷砂利の上に花弁が舞い散って白いジュータンの様になります。
この時期になると表側庭は春風にのって、様々な薔薇の香りが入り混じって漂ってくる感じです!
裏庭(東側)バラのミニトンネル下からの様子
手前にはガーベラ、オスペルスペルマム、ラベンダー、ベルフラワーなどのバラ以外の花も植えてあります。数十年を経て、西欧風な雰囲気になってきました。
奥にはタンス調ガーデニング物置に被さるバラ「アンジェラ」が満開を迎えています。細長く狭い裏庭ですが、工夫次第で様々な薔薇を育てることができています。
アンジェラが植えてある横に立水栓を作ってありますので、裏庭のいろいろなバラたちにも水やりができています。コツコツDIYしたレンガ敷きはナチュラルガーデンらしく、薔薇とのコーディネートもぴったりになってきました。
バラにとって春の5月はほとんど品種が開花する時期ですので、昨年植えたばかりの品種も開花してくれるかもという期待が持てます。梅雨の到来までは時間がまだありますので、続けて今年の開花レポートを綴っていきます。