新入りバラ「ソニアリキエル」&遅咲き「モンジャルダンエマメゾン」

春バラの季節もそろそろ終わりになる頃、今春の新入りバラ「ソニアリキエル」がやっと開花をしました!(^^)/

同じく今年は遅くなった感じですが、今春の「モン.ジャルダン.エ.マ.メゾン」も花を見せましたので今回はこの2品種についてレポしておきたいと思います。

今年は我が庭のバラたちも早めに開花をしましたので既に今はほとんど終わっていますが、なぜかこの2品種は今頃になって花を見せています。

それでは始めに、今春の新入り「ソニアリキエル」から綴っておきましょう。

沢山のピンク花弁「ソニアリキエル」蕾から開花まで

この春はたくさんの新入りバラを招いたのでこの品種でいくつ目か分からなくなりましたが、無事に開花してくれたのでホッとしました。

新苗で植えて蕾が付いた5月下旬から今まで、実はけっこう日数がかかっていましたので、もしかしたら蕾のまま止まって開かないのでは?とも思っていたのです・・。

5月下旬、その蕾の様子↓雨露がキラキラして綺麗に観えます。

5月下旬は雨が続いていましたので、それが影響したのか蕾の膨らみが進んでいない様な感じでした。

5月も終わる頃、ようやく花弁が膨らんできたようで蕾のガクを少し破っていました。ステムが長いので、膨らんできた重さで下がっています↓写真

両脇にも蕾が2つ付いていますが、雨のせいで花弁が傷んでしまうのが心配になります。

この後しばらく進みがなかったのですが、6月に入って数日後にようやく一番花が花弁を開き始めます(*’▽’)

長い期間の雨に打たれて外側の花弁が傷んでいましたが、力を振り絞って開かせようとしているのが伝わります!

けっこう傷んでしまっていたので、このまま咲き続けても綺麗な姿じゃないかもしれないと諦めも浮かびましたが・・それでも懸命に花弁を広げようとする力はすごいなぁ~と思います。

それから数日後には、次々にアプリコットピンク色をした花弁が外側へどんどん開いていきました。

そして翌朝、内側にあった綺麗な花弁が見事な花姿を魅せていました↓(#^.^#)

無事 きれいに咲いてくれたわ~!

カップ咲きからクオーターロゼット咲きへと変化していきました。アンティークな趣のある花姿で、香りも甘いフルーティな強香です(*’▽’)

この薔薇は「香りのばら」といわれ、香水にも使われているみたいですね!

2番3番の花のためにこの後.間もなく切り花にしますが、とにかく無事に一番花の開花が観れたので本当に良かったです。香りも花形も素敵なので、これからも長く生長してくれたらと願っています(^^)/

 

おしまいに、この薔薇についてメモしておきます。↓

ソニア・リキエル Sonia Rykiel

1995年  フランス

四季咲き クォーターロゼット咲き

半つる性   花径 約10~12cm(大輪)

樹高 約~1.2m  強香

耐寒性、耐暑性 共に良し

ばら辞典より

(画像は我が庭のバラ)

 

つづいては、我が庭のバラ・レギュラーの「モン.ジャルダン.エ.マ.メゾン」です。

今春は遅咲きの「モン.ジャルダン.エ.マ.メゾン」

このバラは我が庭に仲間入りしてまだ2年目ですが、昨年一番花を見せてくれた後はあまり生長が思わしくありませんでした。

今年は蕾が付いてくれるのか心配でしたが、5月の終わり頃に他のバラたちとはだいぶ遅れて蕾が付きました。

一時は葉っぱも少なくなり枯れてしまうのか心配でしたが、蕾が付いてくれて安心しました。あとは無事にこの蕾が膨らんでくれる様に見守るだけです。害虫にやられてしまうと途中で落ちてしまう場合もありますので・・

↓ 6月に入ったある日、ガクを破って膨らんでいる様子が観られました!雨に打たれて少し傷んでいる場合もありそうですが、ここまで膨らめば開花まで大丈夫そうです。

アイボリー・ホワイト色の花弁が少しづつ膨らんで、花を開かせようとしている姿は、いつ見ても力強さに感じさせられますね~

そして数日後、外側の花弁が少しづつ開き始めます。↓

花弁が蝶々の羽みたいに見えましたが、まだ沢山の花弁が内側に詰まっているようです。外側は少し傷んでいましたが、内側の花弁は守られていますね。マーガレットの花たちも応援しているようでした(^^)/

だんだんと内側の花弁も見えてきて、中心はほんのりとピンク色になっていました。アンティーク調の優しい色合いが可愛い感じです。

今年の「モン.ジャルダン.エ.マ.メゾン」は、ここまで開くのに今回は10日くらいかかっていると思います。

この時期は薔薇の害虫であるバラゾウムシが蕾をカジりに来ますし、他の害虫もたくさん出てきます。なので、良く観ていないと、いつの間にか蕾が落ちていたりするのでショックを受けます~。

↓ 今年もどうにか綺麗な開花姿を観ることができました!

七分咲きくらいが一番綺麗ね~!

綺麗なカップ咲きで、クラシカルな大輪花、柔らかなグラデーションが我が庭に馴染んでいます(^_-)-☆バラの七分咲きの姿は、どのバラも一番きれいな花姿の瞬間だといつも思います!

全開になると、カップ咲きからクォーターロゼット咲きへと変わります。香りは微香ですが花はさほど乱れることなく、形よく咲き誇ります。一季咲きですが、返り咲くこともあるようで樹勢は強い方です。

他のバラたちはとっくに終わって、中にはすでに返り咲きし始めた品種がいますが、今頃一番花を咲かせるとは本当の遅咲きでしたね~

来春はもっと花数を増やしてくれるよう願っています!

 

前回の「モン.ジャルダン.エ.マ.メゾン」記はこちら

 


今回のおまけ記

6月に入って、ミニ薔薇の2番花が観られました。ミニ薔薇も綺麗な品種がありますね!

淡いピンクの花弁に心を癒されます!この後にさっそく切り花にして飾り楽しみますが、すでに別の新芽も出ています。早めにカットしてあげると、次々に他の花も咲いて楽しめますので良いですね!

アジサイのアナベルも満開を迎えました。↓

咲き始めはライムグリーン色で、徐々にアイボリーホワイト色へと色が変わっていきます。手間がかからないので育てやすく、ホワイト系なのでどんな庭にも合います。

沢山の小さな小花が、こんもりとして綺麗です。シェードガーデンにはお勧めのアジサイです!

エントランス前のクレマチスが、蔓を伸ばして満開になりました。↓

ラティスに蔓を伸ばし、クラッシックな大人ムードの色合いが庭のアクセントになっています。

 

早いもので、薔薇の最盛期はあっという間に過ぎましたが、早くから咲き始めた「ソンブレイユ」などのいくつかの品種が、ちらほらと返り咲きを見せ始めています。

春の一番開花はほとんど終わりましたが、我が庭の薔薇は多品種ありますので、もしかしたらこの春季にまだ開花していない品種が何か咲くかもしれません。その際はまた早々にアップしようと思っています!

 

また次回へつづく


新着ばらレポ(トップページ)

我が庭のばら色別一覧ページ