今年春のバラ開花最盛期は過ぎましたが、今年は例年になく沢山の新しい仲間を我が庭へ迎えることができました。
今回は、今春ラストの新入りバラ「ショーグン」の開花についてと、そして後半に「我が庭に沢山の花を咲かせたバラTOP10」を追記として綴っておきたいと思います!
それではさっそく、たぶん今春の最後となる新入りバラ「ショーグン」の蕾から開花レポから観てみましょう!
6月になって梅雨時期に入りましたが、すでに返り咲きするバラたちが少しずつ出てきています。そんな中で前回の新入りバラ「ウエディング・ブーケ」の次に一番花を見せてくれたのが「ショーグン」という名前のバラでした。
前記でも書いてありますが、春のバラ開花期は先月でほとんど終わっていますので梅雨の今頃に一番花を咲かせるとは思っていませんでした。(その初春の新入りは植えても蕾を付けず、一季咲き品種なら来春の開花となる場合も多いからです。実際に今年もそういう新苗があります)
6月も中旬に入る頃、我が庭東側に植えておいた今春の新入りバラ「ショーグン」の蕾が膨らんでいるのを見つけます(↓拡大してます)
蕾はある程度膨らんでいたので目につきましたが、6月はバラたちも終わって緑色ばかりの庭になるので、緑色の小さい蕾は目立たないのですよね・・。
良く観ると一枝にいくつかの蕾が付いていましたが、一番上の蕾が大きかったので一番花になるのでしょう。
↓の写真、数日後には膨らんだ花弁が蕾のガクを破いて、赤い色をした花弁が少し見えていました。
このバラ「ショーグン」は、四季咲き品種で花付きも良く耐病性もあるようですので、初心者でも育てやすいかもしれませんね。
そして後日、ガクから花弁が全部見えてきました。赤い目立つ色をしていて、これは「レオナルド・ダ・ヴィンチ」の時に似ていると思い出しました。↓の写真
間もなくガクから完全に出てきますが、(同じことをレオナルドダヴィンチでも言ってますけど・・)下の写真を見ると、まさにその形は真っ赤なイチゴのようでした!
6月も中旬に入り、気温が30度にもなると開きも早まるのでしょうか、ここからの展開も早かった気がします。この後、翌日には花弁がどんどん広がり始めていきました。↓
赤く目立つ色の花弁が外側から順序良く広がっていき、バラらしい綺麗な花弁の重なりを作っていきます!
いつもそうですが、新入り品種のバラが少しづつ花弁を開いていくのを観察していると、果たしてどんな美しい開花姿を魅せてくれるのか、楽しみになりワクワクしてきますね~!(^^♪
3部咲きくらいになると一枚一枚が赤く見えた花弁は、しだいにラズベリー色を加えた感じの色になっていきました。また、脇に付いている蕾たちもガクを破って花弁を見せています。
花弁の色がグラデーションになっているわ~!
その翌日の気温が高くなった日に5分咲き~7分咲きになると、鮮やかな紅花色と内側の黄色との美しいグラデーションが観えました!
今までには思っていなかった花弁の色合いに少しビックリします。(花弁の根元(内側)が黄色になっているとは思いませんので・・)
白色やピンク色のバラが多い我が庭で、また新しい色が加わった感じに思えます。
そして、間もなく美しいバラの開きを迎えます!↓
ワクワクするわね~!
梅雨に入った6月のちょうど中頃、こんな一番開花を観れるとは思いませんでした!(#^.^#)
花弁数は40~45枚くらいで、花径は10~12cm程です。葉っぱは濃い緑の照り葉で、樹勢も強いと思われます。
丸弁咲きの房咲きで、ラズベリーレッド色という感じでしょうか、とても色鮮やかで庭に目立ちます!(*’▽’)//!
販売タグにあったバラの写真とこの実際は違っていましたので、思っていた花形とは少し違っていましたが、無事に綺麗な姿で一番開花を観られて良かったです。
この後すぐに2番3番花のため切り花にしますが、これから大きく生長して花数も増えてくれたら.ここも鮮やかになるなぁと期待しています(^^)/!
*また沢山の鮮やかな花姿が撮れたら、ここへ追加で載せたいと思います。
最後に、このバラについてメモをしておきます↓
ショーグン
Shogun1999年 日本japan?
つる性 四季咲き 微香
丸弁咲き ラズベリーレッド
花 径 10~12cm 花弁数 40~45
棘は中くらい 樹高 1.8~2.3m商品タグ&バラ辞典より
(画像は我が庭のバラ)
↓続いては、今春の開花でたくさんの花を咲かせてくれたバラ品種からトップ10を作ってみましたので記録しておきたいと思います!
【 第10位 】
「 ルナミスト 」
我が庭のバラではっきりとした黄色の品種は、今のところこの「ルナミスト」だけかもしれません。けっこう長い付き合いになっているバラですが、今年も元気に咲いてくれました!カップ咲きの中輪が可愛いのです。
【 第9位 】
「ドクターヒューイ」
今年は蔓が良く伸びて、目立つ濃いレッドの花を沢山咲かせ庭に彩をあたえてくれました。
↓の写真は「ドクターヒューイ」と「ルナミスト」の咲くエリア
【 第8位 】
「レオナルド・ダ・ヴィンチ」
鉢植えから地植えに変えたら大きく生長し、今年は思ったよりも沢山の花を咲かせました。またこのバラは花持ちも良くて、雨にも負けず長く観賞できる品種だと思います。
【 第7位 】
「 エゼル 」
遅咲きで一季咲き品種ですが、房咲きの多花性なので毎年小さな可愛い沢山の花を咲かせます。今年も淡いピンク色からホワイトへ変化しました。
【 第6位 】
「 アンジェラ 」
我が庭の一番古いバラで長寿バラですが、今でも東側のコーナーに毎年多くの花を咲かせています。満開の時はローズピンク色が鮮やかです。
【 第5位 】
「 コーネリア 」
近年、蔓が大きく生長してきました。房咲きで多花性なので沢山の花を咲かせます。アンティーク調で、その優しい色合いの花色も3回程度変化するので、庭の演出でも楽しめるバラ品種だと思います。
【 第4位 】
「シティオブヨーク」
とても生育旺盛なバラで、蔓も長く伸びていきますので沢山の花を咲かせます。今年もラティスフェンスが真っ白な大輪に覆われていました。
いよいよ、↓ここからベスト3となります~(^^)/
【 第3位 】
「 ソンブレイユ 」
このバラも我が庭では長い付き合いとなっている長寿バラですが、今では大型に育って強健種になっています。近年は毎年沢山の花を咲かせ、真冬以外は元気に返り咲きしています!
【 第2位 】
「 ロサキネンシス・アルバ 」
文句なしの我が庭の沢山咲き誇るバラ品種 第2位です!(*’▽’)//
このバラはここのところ毎年、東側のバラトンネルを作って咲き誇る生育旺盛のバラ品種です!早咲きの一季咲きですが、多花性なので春季には見事に咲き誇ります!
そして、我が庭に咲くバラで一番きれいに咲き誇る品種は、
「 プロスペリティ 」
やっぱり、プロスペリティね~!
文句なしの1位!は、西側に見事に咲き誇る白いブーケの様なバラ「プロスペリティ」(#^.^#)
房咲きの多花性ですから、葉っぱが見えないくらい毎年びっしりと花を咲かせます!
沢山花を咲かせるだけでなく、満開時はまさに純白のブーケの様な美しさに魅せられます。また、とても強健なので病気や害虫にも負けていません。
今回の多咲き編 堂々の1位は、この「 プロスペリティ 」となりました!(*’▽’)//
♢ 今春のまとめ記 ♢
今年の初春は暖かかった様で、すでに4月の上旬から早咲きのバラが開花し始めました。例年は下旬からですから10日程早くなった感じで、早々に次々に咲いていきました。
また、今春は我が庭へ沢山の新入り仲間を迎え、今までに少なかった新たな色合いも揃えるきっかけとなりました。蕾もつけなかった新苗や雨によって蕾で終わってしまった新入り仲間もありますが、半数以上の新入り品種が無事に一番開花を見せてくれたのは幸いだったと思います。
我が庭のローズガーデンは10年以上経ってもまだまだ品種が少ないですが、狭い庭でも沢山のバラを育てられることをお伝えできれば幸いに思います!(世界中の狭い庭バラ愛好家の方々へ)
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この春はサイト10周年記念ということで、いろいろと追加や調整といったサイト構成のマイナーチェンジをしましたが、その付属として今春は初めて我が庭に咲いたバラの「ベストセレクション」を綴っています。
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