我が庭の新入りバラ品種「レオナルド・ダヴィンチ」蕾から開花レポ

今年の我が庭に咲いた、4つ目の新入りバラ品種「レオナルド・ダヴィンチ」という薔薇について、その蕾から開花までの記録を今回は綴っておきたいと思います。

色別バラ一覧では「ピンク色」の品種のところへ入れておりますが、どう見ても蕾から花弁が開く最初の状態の時は赤色で、咲き進むとを混ぜた微妙な濃いピンク色(ローズピンク?)へ変わっていく様でした。(光の加減でも見える色が違うかもしれませんが)

前回記した「トスカニー・スパーブ」の様な、はっきりとした赤色に見えるわけでもないので、色分類に迷ってしまいました。

しかし調べると、他に「レッド・レオナルド・ダヴィンチ」という赤色の品種があるようですので、今回はピンクの分類としました。

まずは、この「レオナルド・ダヴィンチ」というこの薔薇について調べてみましょう。

耐久力の優れた薔薇品種

レオナルド・ダビンチ : つるバラ

Leonardo da Vinci  1993年 フランス

フロリバンダ  濃いローズピンク

クォーターロゼット咲き  3~4輪の房咲き

花径:6~10cm  微香 

返り咲き性(春、夏、秋にも開花する)

樹高 1.0~ 1.5mくらい

病気に強く雨にも耐久性があり、花もちもよい

イタリアモンツァ国際コンクール金賞受賞

レッド・レオナルド・ダ・ヴィンチ も作出あり。

バラ辞典より

それでは、まず蕾の状態から観てみますね。

5月の後半、しだいに蕾が膨らんできました。蕾の状態から濃いローズピンク色(赤に近い)です。今年の春に我が庭の新入りとして早くも咲いてくれそうです!

葉っぱは深いグリーン色で艶(ツヤ)があってしっかりとしています。一枝に3つの蕾が付いているのが見えますね。

上の写真、やがて外側の花弁が一枚づつ開き始めました。ほかの蕾たちもガクから出てきています。ガクから出た時は色が濃いのでほとんど赤色に見えます。

内側から一枚づつ花弁が出てきました。もう少しすると、バラらしい姿になりますよ!

花弁は丸めで整ったロゼット咲きの花を咲かせます。花弁質がしっかりとしていますので、雨にも強く花持ちがとても良いのが特徴ですね。

下の画像は五分咲きくらい

陽気も良くなってきましたので、花弁がどんどん開いていきます。濃かった色が薄まって見え、ローズピンクという感じになってきました。

香りは中香で、返り咲きしますから年中バラの香りを楽しめるようですね。

↑ 上の写真 七分咲きくらいになりました。最初の5枚の花弁が大きく開いています。全開までもうすぐです。

蔓バラですが、あまり長くは伸びないようなので鉢植えにも向いており、オベリスクなどに絡ませると綺麗に仕上がり楽しめるでしょう。

そして いよいよ、雌しべが花弁の奥に見えて全開花となります。

まだ新苗ですので数えるほどの花数しかありませんが、数年も経てば沢山の蕾も増えて来るでしょう。今はこの薔薇を鉢植えにしていますが、多くのバラが日当たりの良いところを好むので、鉢植えだと移動に便利ですね!

今まで長い年月の間に沢山のバラ品種を植えてきましたが、害虫やバラの病気などで半分近い品種が枯れてしまいました。

この薔薇の性質をみると耐久性が優れているそうですから、我が庭の「アンジェラ」や「プロスペリティ」「ロサキネンシスアルバ」「ルナミスト」のように、長く咲き続けてくれることを期待しています。

↓ 後日撮影した綺麗な姿


今回は、この春の我が庭バラの新入り「レオナルド・ダヴィンチ」の1品種レポとなりました。この後も遅咲き品種が開花を待っていますので『春開花レポ』は続いていきます。

次回につづく

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