今年も春のバラ最盛期を終えて雨雲に覆われた梅雨の時期に入ってしまいましたが、そんな中で我が庭の今年10品種目となる新入りバラ「カール・ヘルブスト」(別名はレッド・ピース)が開花しました。
この薔薇には比較的長い観察期間がかかりましたが、無事に蕾から開花までを観ることができましたので今回ここに綴っておきたいと思います。
そして今回も後半には我が庭のレギュラー薔薇たち「ピエールドゥロンサール」や「ウエディングブーケ」、「フレグラントメモリーズ」の各2番花の様子を載せております。(続いておまけ記も)
この春季にいつもの花屋さんで買って来たこのバラ品種「カール・ヘルブスト」ですが、商品タグにには「カール・ハーベスト」と書いてありました。
しかし辞典で調べると出てこなかった為にいろいろと探ると、(どうやら名前の読み方が英語だったみたいで)実際にはドイツ語として「カール・ヘルブスト」が正しいようでした。
また別名として「レッド・ピース」とありましたので、その名前でも流通しているかもしれません。
ともあれ、春季も過ぎて今期の開花は諦めていたところに蕾が膨らんできたので、再び期待がありました。(このバラが四季咲き性の品種でなければ、今季は蕾も付かなかったでしょう。)
6月初旬の様子↓
6月の初旬にはまだ緑色の蕾でしっかりと閉じていますが、日に日に蕾の膨らみが進んでいくことを願っていました。また、梅雨の雨に激しく打たれないように、鉢をなるべく軒下に置いておきました。
そして↓ 約1週間ほども過ぎてからですが、やっと一つの蕾のガクが破れて花弁色が見えてきました。(蕾は2~3付いてます) これで開花が観れるのは間違いなさそうです!(^^)/
↑紅色の花弁が膨らんでガクを破き始めました~やっと・・
他のバラ品種では、蕾のまま虫に食べられてしまうこともありましたので心配もありましたが、ここまでくれば大丈夫だとホッとします。
そして、その3日後↓
全てガクも割れていて、赤い色の花弁が少しづつ開いていきました(^^♪。
我が庭のレギュラー薔薇たちはピンク色系とホワイト色系が多いので、こういうインパクトのある大人っぽい四季咲き品種のレッド色を入れても良いのかもしれないと思いました。
やがて開花が進んで5分咲きへ↓
五分咲きになり、剣弁抱え咲きの形になってきました。少し白のボカシが花弁に入っている様ですね(^-^)
どんな花形が観られるのか楽しみにしていましたが、明るめのレッドローズという感じでした。
そして間もなく全開になります↓
あの緑色の蕾からこの全開の開花まで10日~12日間ほどかかりましたが、今回無事に1番花が観れました(^^)/とても華やかなバラです!
花径は中大輪で、花びらもふんわりした感じです。辞典では香りは強香とありましたが、中香程度でそれほど強くは感じられませんでした。(2番花の際は感じられるかもと期待しますけど・・)
樹高は1.2mくらいになるみたいで、直立株立性なので庭植え向きのようですね。
*今回も下に品種メモを書いておきます↓(我が庭のバラ色別一覧にも載せてます-赤系)
カール・ヘルブスト Karl herbst
別名 レッド・ピース
1950年 ドイツ
四季咲き性 ハイブリットティー(HT)
花色 ダークスカーレット
花径 14cm 花弁約60枚 強香
剣弁抱咲き 樹高0.8~1.2m 直立株立
バラ辞典より(画像は我が庭のバラ)
つづいて、我が庭のレギュラー薔薇たちの今季2番花を載せておきたいと思います。
2番花は1番花よりも若干違っている様子もありますので、前記と合わせて見比べることもできる様にリンクを付けておきますのでご参考にどうぞ!
フレグラント・メモリーズ
このバラは本当にいつでも優しい美しさを魅せてくれますね~(*’▽’)2番花~
観るとまだ他にも蕾が付いているので、返り咲きもしてくれるみたいです!
今のところ生育も順調になってきましたので、このバラはこれからも楽しみです。
梅雨×暑さの影響で湿度も高くなり、害虫が増えてくる中でもこの様に綺麗な花姿で咲いてくれるのは嬉しいかぎりです!
我が庭のバラたちの中では、バラゾウムシやカミキリムシなどに花の蕾を食べれてしまって開花ができない品種が毎年あります。
ピエール・ドゥ・ロンサール
春のバラ最盛期を過ぎていますが、勢い良く伸びたシュートの先に10個ほども蕾が付いて、たわわに咲かせていました!(#^.^#)
このバラは返り咲き品種なので、毎年秋にもいくつか花を咲かせて楽しませてくれます。
2番花は1番花よりも少し色合いが薄くて、淡いホワイトピンクになっていますね・・
↓だいぶ色合いが薄くなっている感じ
ウエディング・ブーケ(3番花)
3輪の房状に同時に開花したのは、今回が初めてです!
このバラは次々と蕾があがってきて花を咲かせる元気な品種でしたので、買ってきて本当に正解だったと思います!
ピンクの色合いも濃い感じで、香りも変わりなく強香なのです(#^.^#)
病気にも強いみたいで、育てやすいバラ品種だと思います。
我が庭のバラの香りベスト10にも入っています!
♢今回のおまけ記♢
6月に入って生育旺盛のクレマチスも花をどんどんと咲かせてきました。東側のテキセンシス系「ダッチス・オブ・アルバニー」もピンクの花を咲かせています。
チューリップ咲きの可愛らしい咲き方で、多花性で楽もしいクレマチスです!切り戻すと2番花も咲いてきます。(今回少しうどんこ病が出てきてしまいましたけど・・)
「エレーヌ」のドライフラワー↓
今春ラストに咲いた「エレーヌ」を、試しにドライフラワーにしてみました!
色も良く出ていて大成功でした!(^^)!
五分咲きくらいになった時にカットして、風通しの良いところに逆さにして吊るしておきました。
バラを乾燥させてポプリなどにはしていましたが、ドライフラワーは初めてのことでした(^_-)-☆
自分が育てたバラを無駄なく最後まで楽しむことは、バラたちへの感謝の気持ちでもあります・・
↑ 多肉植物とクレマチス・ビチセラ系「エミリア・フラター」のコラボです。
このクレマチスは、色合いが大好きでとても長い期間咲いていてくれます。また、ブルー系の淡いパープル色が暑い中でも風に吹かれて庭に涼しさを感じさせてくれます。(多肉植物も差し芽で増えたものです)
バラたちへも自然に絡まっていくので、ナチュラルなガーデンになっていきます。
西側の駐車場にアリッサムの種がこぼれて根付き、花を咲かせていました。昨年はレンガ敷きの隙間からビオラが咲きましたが今年はど根性アリッサムですね☺一年草なので夏越しはできないかもしれませんけど・・
↓ ビオラ
ハンギングに植えてあるビオラを切り戻ししたので、6月に入ってもまだ咲き続けています。
明るい黄色が梅雨時期の暗くなった庭を明るくしてくれます(^_-)-☆
↓ビオラ「キャラメル・ショコラ」
テラコッタ鉢に植えていますが、まだ元気に咲いています。
そろそろ梅雨の湿気によって、うどんこ病にかかってきている様なのでもう少しで終了ですね。
↓ 初夏の植え替え→新しい花苗ポンポン咲きのジニア「シンデレラ」です。
普通のジニアよりも樹高が高めになり、花持ちがとても良いです。またアプリコットオレンジのグラデーションが綺麗ですね❣冬越ししたアプリコット色の金魚草もそろそろ咲いてきそうです。(^^♪
次回へつづく