優雅な薔薇品種名「マダム・エルンスト・ガルバ」の蕾~開花2020

今回は、その名の通り エレガントな薔薇「マダム・エルンスト・ガルバ」について、この春の蕾から開花までの様子をレポしておきたいと思います。

薔薇の愛好家による体験談記事にも載っていましたが、実はこの品種は「マダム・イサーク・ぺレール」の枝変わり品種(変異種)のようですね~

我が庭でも「色別バラ一覧表」のレッド系色に載せてある通り、「マダム・イサーク・ぺレール」というバラを過去に植えて開花させたことがありました。

我が庭のバラ過去ページはこちら

今回開花レポする「マダムエルンストガルバ」は、そのバラから変異したものではなく、新たにその品種の苗を購入して植えたものです。

またこの薔薇の読み方について、日本語読みで「マダム・エルネスト・カルヴァ」と読まれていることもあるようですが、ここでは前年でも開花レポと詳細を載せてありますので「マダム・エルンスト・ガルバ」で記してあります。

エレガントな様相で魅了させる、名前のとおりの薔薇

それでは今年の様子、まずは蕾から観てみましょう。

5月はじめ  蕾状態、正面から撮っておきました。

蕾の状態から3分咲きへ、膨らんで拡げられていく花弁が外側に開いていきます。

中心はペールピンク色で、一番外側の花弁はピンクから純白へと変わります。

後日、膨らみ続けた蕾はコロンとした感じになって、まるで可愛いデザイン照明(ライト)の様に見えますね!奥にも1つ、蕾がガクから膨らんで出ていますね。

昨年は若干程しか咲かなかったのですが、この春は花数も昨年より多く増えており、綺麗な優しいパステルピンク色で庭を飾ってくれそうです。

数日後、中心の雌しべが見えて完全開花となったようです。

名前のとおり、まさにエレガントな姿に魅了させられます。花の大きさは、約6cmほどの中輪タイプで少しうつむき加減で咲いています。フェンスやオベリスクに向いているでしょう。

香りは香水の様なダマスク系の強香で、とっても良い香りなのです!

1輪が完全開花したのち、続いて2つ3つ目の蕾も開いていきますので、満開になった時にはバラの香り包まれる空間となるでしょう。

やっぱりバラの色は淡いピンク色か、純白色のバラ色品種がお気に入りですね~


今回の追記(おまけ記)

バラの花びらが一番綺麗な時に、切り花にして飾るのもガーデニングの楽しみ方になっています。

バラやクレマチスを切り花にしてブリキポットに差し、デザイン花かごに入れて飾りました。(一番綺麗に咲いているうちに切り花にしておきます。)

撮影は薔薇「ソンブレイユ」と「ピンククラウドCL」の一番綺麗な状態の時でした。アースブルーのカゴと薔薇の優しい色合いが、ぴったりマッチしている感じでした!

様々なバラを最高の状態で切り花にして、こういったアレンジをしてみるのも楽しみの一つですね!


今月も後半に入り、長く雨が続くこともありましたので、我が庭に咲いていたバラの花弁も地面にだいぶ落ちました。この後、陽気がまた良くなれば遅咲きのバラ達の出番となるでしょう。

次のバラ開花へ つづく