毎年11月下旬頃には気温もぐっと下がり始め、我が庭のバラたちも休眠期に入る季節となります。
そんな頃ですが今年は気温も比較的高かったためでしょうか、こんな初冬に仲間入りした新入りバラ「ニューウェーブ」が蕾を付けて開花を見せてくれたのです(^-^)。
今回は初冬にもかかわらず綺麗な花姿を魅せてくれた我が庭の新入りバラ「ニューウェーブ」と、11月に咲いた返り咲きバラ(四季咲きバラ)についてレポしておきたいと思います。
11月中旬 久しぶりに(通りがかりに)訪問してみた花屋さん「花のワルツ(元みのり)」、そこでたまたま特売品として見つけたのは 前から欲しかったバラ「ニューウェーブ」の3年苗でした!
このバラ品種は妻沼のバラ園に行った時に知り(その美しい花姿に魅了されたため)、是非我が庭にも欲しいと思っていたのです❣
今回見つけて買ってきたこの苗には既に小さな蕾が2つ見られましたが、だんだん寒さも増してきた頃なので開花の期待はしていませんでした。(来春に期待だなと・・)
11月下旬、鉢植えの場所をなるべく陽当たりの長い西南の場所へ移動しておいたところ、しだいに蕾の大きさが変わってきたので「もしかしたら、1つは開花を観られるかも・・!」と期待が湧いてきたのです。
そして1週間くらい経過して見ると、蕾のガクを破って少しづつ花弁が出てきたのです(*’▽’)↓
すでにガクから完全に出ていて、淡いパープル色のフリルみたいな花弁が開き始めます!花弁の色合いが初めからパープル系になって見られるのは珍しく感じました(^_-)-☆
現在 我が庭にはパープル色のバラ品種は少ないので、この色合い品種が新しく仲間に加わって嬉しいです♪(同色系品種の「ブルーバユー」はこちら)
三分咲きになった花姿はすでにエレガントさを感じさせられます↓
一枚一枚の花弁が淡いパープル色の色合いで、ひらひらとしたフリル状になっていて綺麗ですね~
開花が進むにつれて外側の花弁が白っぽくなっていきますが、中心あたりは綺麗なパープル色です。
この色合いがとても素敵だわ~!
内側の花弁も徐々に開いていきますが、一時冷たい雨が降ってしまい開花が遅くなっていました。
七分咲きに開いた様子↑
11月も終わりに近づいてきた頃、(冷たい雨によって外側の花弁が少し傷んでいましたが)快晴の日が続いているため無事にこのまま全開まで開いてくれそうです。
この「ニューウェーブ」は、波状弁咲きになって咲くヘブンリー系という花形です。とてもエレガントで上品な咲き方なので、とても魅力を感じさせられます~(*^-^*)
そしてほぼ全開となった、淡いパープル色の美しい開花姿です↓
中大輪系の花径は7~8cmくらいで、香りは中香(ブルーハーブの香り)です。
今のところは鉢植えにしていますが、樹高は90~120cmほどになるみたいです。また、花持ちも良さそうなので切り花にもできそうですね。
買って来た時には小さな蕾で寒さも本格的になってきた11月下旬だったため、まさかこんな綺麗に開花するとは思っていませんでした~(耐寒性も強くはない品種ということでしたから・・)
今年の11月の中旬は晴天も多くて気温も良かったことと、四季咲き品種なのでこんな初冬でも数個ですが蕾を付けたのでしょう。
とにかく欲しかったバラが格安で見つけられたこと、そして買ってすぐに開花が観られたことはとても幸運だったと思います~(^^♪
また盛大なバラの季節となる春には、沢山の蕾を付けてくれることを大いに期待しています(^^♪
↓この薔薇の紹介*我が庭のバラ色別一覧ページにはその「他の色」に載せてあります。
ニューウェーブ
HT ハイブリッドティーローズ
2000年 作出 日本
四季咲き性 中大輪 花径7~8cm
波状弁咲き(ヘブンリー系)香り中香
樹高 90~120cm
バラ辞典より(画像は我が庭のバラ)
今年比較的に暖かかった11月、そんな初冬に咲いた我が庭の四季咲き(返り咲き)バラは5品種でした。その中には珍しく咲いたメンバーもありましたので、今回載せておきたいと思います(^_-)-☆
↑ 11月中旬に花開く濃い目のピンク色「ピンククラウド CL」とホワイトの「プロスペリティ」↓は庭のワンポイントになっていました。
初冬にもかかわらずブーケみたいに纏まって咲いていました(*’▽’)こういうところはプロスペリティの魅力的な特徴ですね~!
↑ 初冬に開花するのは珍しい「ルイ フィリップ」がひっそりと咲いていました。明るいローズピンク色で、コロンとした小輪タイプのバラです。
11月末いよいよ寒くなってきた頃ですが、午前中の陽当たりが良い場所のためか「コーネリア」が一部分だけ咲いていました↓
我が庭の「コーネリア」は春夏秋そして初冬と度々咲くので、根がとても元気な状態だと分かります。毎回ごとに花持ちも良く、気が付くといつの間にかひょっこりと咲いている感じです(^-^)
今年は花ガラをそのままにしておいたので、ローズヒップ(赤い実)が実って 小鳥たちも食べに来ているみたいです。
こちらも我が庭のバラで根強くなった薔薇「ジェネラス・ガーデェナー」↓
やっぱり春に比べると少ない2つほどですが、ひっそり蕾が開いて初冬に咲いていました。
↓初冬に咲くのは珍しい「ホワイト・ラ・フランス」も開花
11月末から12月始めにもかかわらず、このバラの蕾を7つほど付けているのが見えました。
*この秋に思い切って南東側を占拠していた数種類のバラ枝をバッサリと剪定し、その開放された環境により午前中の陽当たりがとても良くなったので、いつも以外の品種が元気を取り戻したのかもしれません・・
陽当たりと気温が良かったのが一番の影響だと判りますが、初冬に「ホワイトラフランス」の綺麗な花姿も観れるとは思いませんでした(#^.^#)
透き通るような優しい花弁が輝いて見えるわね~!
このバラは香りも濃厚で、優しいピンク色の様相が何とも言えない癒しを与えてくれます~
*今回のおまけ記*
今年は地植えにした「ピンクアプリコットマム」がたくさん咲いたので、切り花にしてブリキのバケツに飾っておきました(^^♪
新春に向けて「アンティークビオラ」と「アリッサム」の寄せ植えを作ってみました↓
「パンジー」と「スプレー菊(マム)」を花手水にして秋冬の飾りを作ってみました↓
毎回その季節ごとにイメージチェンジしている玄関の飾り棚↓もうすぐクリスマスですので、今回変えておきました。
↑今回は「スプレーマム」と綺麗に咲いた新入りのバラ「ニューウェーブ」を切り花にして飾りました(^_-)-☆
ここでバラたちも次の春季まで休眠期に入ってしまいますので、ローズガーデナーとしても寂しくなりますね・・
* * *
今年の我が庭バラ記もこれで一旦休眠期に入ることになると思いますが、新しいバラ探しをして、また来春早々にNewレポートができる様に準備・管理をしておきたいと思っています。
来春へつづく