我が庭に咲いた今年6つ目の新入りバラ品種「ブーケ・パルフェ」について、その蕾から開花までの様子を今回は綴っておきたいと思います。
我が庭の春バラの中では遅い開花となった新しい仲間「ブーケパルフェ」ですが、ネットで調べてみると「完全な花束」という意味らしく、どんな美しい姿を魅せてくれるかとても楽しみでした。
まずは この薔薇について
「ブーケ・パルフェ」 Bouquet Parfait
1989年 ベルギー
四季咲き ロゼット咲き 半つる性
香りは強香 花弁色 白+淡いピンク
花径 4~5cm 樹高 1.8~2.3m
棘は比較的に少ない品種
「完璧な花束」という名サヴェルヌ、ジュネーブ、ハーグ受賞
バラ辞典より
まだ植えたばかりなので蕾は多くありませんが、さっそく蕾の状態から観てみましょう。
5月下旬撮影↓の画像
蕾が3~4ケ付いていて、ガクからアイボリー色のような花弁が見えていました。雨上がりだったため少し痛んでいるようにみえます。
後日、一番真ん中が大きく膨らんできて、花弁を開かせていました。純白に少しだけピンク色が混ざっている可愛らしい感じです。↓の写真
そしてなんと、翌日には一気に開いた感じでした。中心の雄しべ雌しべも見えており、あまりにも早い進みだったようで「五分咲き」や「七分咲き」などの状態が撮れませんでした。↓の写真
4cmくらいの小さな花で、香りの良いロゼット咲きです。この開花したばかりの状態をみると、ほとんどホワイト色が目立っています。この後しだいにピンク色が出てくるのでしょうか・・?
再び後日、別の蕾も一気に開いたようで横に並んで咲いていました。よく見ると淡いピンク色をした花弁が見えます。下に付いている蕾が1つ、薄いピンク色の花弁も見えますね。
4つほど付いていた蕾が次々と咲いてきました。4つだけですが、白と桃色ピンクの花束みたいになってきました。ブーケという名がついた美しいバラだけありますね。
純白色だった花弁の色が、薄いピンク色と混ざってきたように観えました。咲き進んでいくうちにピンク色が入ってくる性質が、なんとも不思議に思えました!
新芽も出てきていますし枝もしっかり伸びて太くなってきていますので、この後の成長も期待ができそうです。年月が経つにつれ、たくさんの蕾を付けて一角を華やかにしてくれることを楽しみにしています。
今回の追記(おまけ記)
↑の画像 エントランスの差し花飾りを替えてみました。4回目の交換となりますが、今回は「ソンブレイユ」「ピエールドゥロンサール」「グリーン・アイス」「エゼル」「ラベンダー」「ビオラ」「オルラヤ」などを差し花にしました。
半陰に植えたクレマチス「ビチセラ系エミリアプラター」という品種が今年は大きく育って花を咲かせました。淡いラベンダー色で、くるりとカールしていて下向きに可憐に咲いています。初夏の涼しげな趣がありますね!クレマチスはこれから咲いてくるのもあるので楽しみですね。
バラ以外の様々な花たちも初夏の開花を迎えて、我が庭もバラに代わって華やかにしてくれます。四季咲き、返り咲きの品種も多いので再び蕾を付けているバラも見られます。
我が庭の春咲きバラは、これでだいたい開花を済ませたようです。夏場に返り咲きする品種もありますが、秋もバラで華やかになりますので四季咲き品種は楽しみを残してくれますね。