トスカニー スパーブ、ジュノー、マダム エルンスト カルバの開花

今回は、我庭のバラコレクションから「トスカニー スパーブ」、「ジュノー」、「ピンククラウドCL」、「マダム エルンスト カルバ」の開花した様子を撮りましたので、記録しておきたいと思います!
冒頭の写真は「トスカニースパーブ」ですが、光影の加減で黒薔薇の様に濃い色に撮れたものです。また、開花初期には濃い赤色に見えるのかもしれませんね~

まずは この「トスカニースパーブ」についてから

トスカニー スパーブ Tuscany Superb
イギリス  1837年以前

ガリカ (G)gallica系統

一季咲き  中香

花径 7.5㎝  高 2.5m

バラ品種辞典より

↑の画像は、先の状態色よりも明るい赤色に見えると思います。完全に花芯が表に出る様になると色の見え方が違ってくるのですね!このバラは花もちの良い品種であるため、意外と長く花弁が散らずに咲いているのです。

香りは中香とありますが、我庭のバラは実際にはほとんど感じられないくらいでした。目立った赤色なので、白系やピンク系の多いローズガーデンの中では、ワンポイントとして良い引き締め役になるでしょう!また、クラッシックに感じさせられる点も良いのだと思います。

↑は、黄色系「ルナミスト」との隣合わせで咲き始める「トスカニースパーブ」の様子ですが、同じ薔薇でも本当に色系で雰囲気が大きく違ってきますね~!


続いては、「ピンククラウド CL」です。

前記にも載せてありました通り、少し前には既に開花していましたが、今回あらためて記録しておきたいと思います。

ピンク クラウド(Pink Cloud)CL

アメリカ 1952年

強いダマスク香 二季咲き

半剣弁高芯咲き 花径7~8cm

つる 樹高 2~3m

バラ品種辞典より

このバラは、大輪の鮮やかなピンク色(ローズピンク)がとても魅力的なので、我庭バラ仲間に加えたいと購入した品種でした。前年よりも花数も増えて、たくさん咲いてくれているようです。

比較的にこのバラは、長生きする品種かもしれません。我庭のバラ仲間に加わって4年目になりますが今のところ毎年必ず咲いてくれているので、バラの病気や昆虫などに強いのかもしれないですね!


次は、優しい雰囲気を漂わせてくれるバラ品種の1つ
ジュノー」です!

ジュノー
Juno
フランス  1832年以前

一季咲き  強香

花径約 8㎝  樹高約 3m

バラ品種辞典より

この「ジュノー」は結婚の女神という名前から付けられたそうで、花名らしい正に美しいバラなのです。
このバラに出会った時、丸いコロンとした花形に透き通る様な淡いピンク色に、即一目惚れでした!香りも濃厚でとても愛せるバラです。特に七部咲きが大変素敵なのです!

是非ともお庭に加えてみてはと、お勧めしたい品種ですね。


続いて今回の4つ目は、「マダム・エルンスト・カルバ」です。

マダム・エルンスト・カルバ
Madame Ernest Calvat
フランス  1888年

強香 返り咲き  

カップ咲きからクォーターロゼット咲き 8㎝

樹高約 2m

バラ品種辞典より

マダムという名の付いたバラ名は、けっこう多いので専門店ではないお店で購入すると名札が間違っている場合がありますね。このバラを購入した時も名札が間違えられていた様で、マダムが付いた別名が貼られていました。開花して花型や花色が違うと解ったのです。でも、色形さえ似ているバラは多いのですから名前を探すのも花屋さんは大変そうです。

このバラ「マダム エルンスト カルバ 」のようなオールドローズは、香りが抜群に良いのが多く 香りが強いダマスク系などが好きです!淡いピンクの品種はとっても可愛いのが沢山ありますので、コレクションも中心的な色になっています。

意外とこのバラは我庭で古株の存在となっており、植えてから7年の月日が経過しているのです。もしかしたら優しく弱そうに見えても、本当は病気や虫に強いのかもしれませんね~


おまけ・・としてトップページの画像で同じみな写真を、少しアレンジしてみました。イエローやアプリコット系、ホワイトなどを組み合わせて、ナチュラルデザインになっていると思います。

↑バラのトンネルを抜けた裏庭を撮ったものですが、そろそろ奥にある立水栓を覆う我庭の古株ばら「アンジェラ」が咲き誇る頃です。今年は葉も生き生きとしていて花付きも良いみたいです!

*バラ愛好家の方々は既に気が付いていると思われますが、不思議なことにバラは毎年咲いていても、決して同じ表情では咲かないことが解ります。また、その点がひとつの楽しみにもなるのです!

次回も続けて開花した品種情報や状況、バラ園情報などを記していきたいと思っております。

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