我が庭では毎年新たなバラ品種を仲間入りさせていますが、その年中には開花を観られないバラもあります。特に新苗ではたとえ蕾が付いていても、庭へ迎えた後から病気や害虫によって枯れてしまったり花開くまでいかない場合もあります。
今回レポートする「つるオフェリア」は昨年に購入した品種だったのですが、とうとう昨年中には花を開くことがなく冬を迎えてしまったバラなのです。
そして冬越しした翌春も心配はありましたが、どうにかこの春に開花デビューを観ることができました(^^)/
5月初めに2年越しの蕾が膨らんでいるのに気が付いて、今春は開花の期待も膨らんでいました↓(^^♪
とりあえず一輪ではありますが、少しづつ膨らんで花弁がガクを破って見えていました。アプリコット色のぷっくりとした蕾に今年の開花は観れること、期待も大きく膨らんでいました・・
間もなく、暖かい日が続いたこともありどんどんと花弁が開いていきます。大輪系なのでやはり蕾も大きさがあります。
このバラはハイブリッドティーローズ「オフィ-リア」の枝変わり品種(クライミングローズ)で、4mくらいにもなる大型品種のバラとのことです。
一季咲きとありますが、時に返り咲きすることもあるようです。
↓7分咲きほどになった花姿が一番の美しさを感じます(*’▽’)
ほんと柔らかい色合いの素敵な花ね~💕!
剣弁高芯咲きの花弁はやがて全開になると緩やかに外側へ反り返り、また違う花姿に観えました↓
香りは強香なので、とても爽やかな香りが楽しめます(*’▽’)!
つる性なので壁フェンス、ラティスフェンスやアーチなどに向いているタイプですね。生育旺盛の方ですが、暑さには弱いので夏場には生長が弱くなるみたいです。
我が庭では東の空いている箇所に鉢植えしてますので強い夏の西陽は防げると思いますが、生長のための陽当たりは大切なので様子をみていきたいと思います・・。
ここでこのバラの品種メモをしておきます↓(色別一覧ページはピンク色へ)
【つる オフェリア】 Ophelia CL.
1920年 イギリス クライミングローズ
一季咲き、時に返り咲き 剣弁高芯咲き
花径 8~10cm 香り:強香
樹形蔓性 4.0m以上 暑さに弱い
バラ辞典より
*画像は全てオリジナルです。
今回のバラ「つるオフェリア」は2年越しでやっと開花してくれたので、今春新入り品種としてデビュー記を綴ることができ良かったです!(1輪でも開花しないとレポできないので・・)
*今春の新入り品種レポートは次回もつづきます・・
『マダム・エルンスト・ガルバ』は、「我が庭の強香ばらベストセレクション2022’」で1位でした↓
↑今年の春は見違えるほどの沢山の蕾を付けた「マダムエルンストガルバ」
今までに無いこの蕾の数は、本当に数輪しか観られなかった数年前の一本立ちとは比べようがないほどの変わりようでした( ゚Д゚)100個以上はあったかもしれません!
このバラが沢山咲いている周囲は、薔薇の香り(クラッシックなダマスク香)に包まれているようでした↓
周りに薔薇の香りが漂って、ほんと心も癒されるわ~!
可愛いカップ咲きからしだいにロゼット咲きへと変わっていきます。花弁数も多くギュっとしまって名前のとおりに高貴な感じですね~
以前は「シティオブヨーク」が覆っていた箇所に、今はこのバラがフェンスいっぱい沢山広がりました(*’▽’)↓
沢山咲いてくれたので切り花で玄関棚の花器に飾りました💕
この春は沢山の蕾を付けたので、5月中旬を過ぎても咲き続けています・・(^^♪
『レオナルド・ダ・ヴィンチ』は、我が庭に咲く西側のレギュラー薔薇の一つです↓
数年かけてだいぶ生長してくれたようで、今年は一段と多くの蕾を付けた「レオナルドダヴィンチ」鮮やかなローズピンク色で庭も賑やかな雰囲気になっていました(^^♪
近年からアーチに誘引しているので今は華やかになりましたが、新苗から育ててきて何度も危険な状態を乗り越えてきたバラでした・・でもここまで大きく生長してくれたら、もう心配は要らないでしょう!毎年こういう華やかな姿を魅せてくれると思います(^_-)-☆
コロンとしたカップ咲きがとても可愛い感じのバラですが、我が庭の中でもこの品種は本当に強いバラの一つで、耐病性や雨風に強く&花持ちも優秀なのです(^_-)-☆香りがあまりしないのが残念ですけど・・。
5月中旬でもまだ蕾が沢山残っています↑
5月中旬でもまだ蕾は全て開ききっていないので、もしかしたら梅雨まで花が持っているかも・・!と思わせるバラです(^-^)*秋季にも咲くのですが数はこれ程にはなりませんね・・
これからシュートをもっと出して生長すれば、西側に一段と広がりを見せてくれるでしょう💕
【エレーヌ】は、優しい色合いの花弁で美しい花姿を魅せてくれます。
5月中旬にようやく蕾から花を開かせてくれた「エレーヌ」、ピンク色の丸く可愛い形はお気に入りの花姿です(#^.^#)
いつもと異なり、今年はディープカップ咲きのような深いカップ咲きになっていますね・・
その年によって花弁色や花姿も多少変わってしまうのかもしれませんが、最近はなかなかシュートを出して生長していないようなので今春は花数も少ないと思います。
『カール・ヘルブスト』
東側に地植えしてある鮮やかな「カールヘルブスト」は大輪の直立性バラで、樹高は1.2mくらいで育てやすいタイプです。
剣弁抱え咲きのダークスカーレット色が大人っぽい感じで、希少な品種らしく近年ではあまり見かけない品種のようです・・。
『ドクターヒューイ』
こちらはもう少し濃い色の品種で、とても生命力が強い(&トップクラスの強健品種)なので、台木に使われることが多い様です↓
ベルベット状レッドで房咲きになって沢山の花を咲かせます。
西側アーチに蔓を伸ばしていった「ドクターヒューイ」は、ついにトップまで蔓が届いていました!
↓上から撮った画像 アーチを蔓でぎっしりと覆っていた(Drヒューイ)↓花持ちも優秀です!
台木で我が庭に来た品種ですが、数年前から生長し続け始めてこんなにも広がりました・・( ゚Д゚)
はっきりした一季咲き品種なので、花が終わったら一気にバッサリと剪定してしまう予定です。
『カラメラ』
鉢植えの新苗から育てて今春で2年目になった「カラメラ」です。今のところ生育も順調で、蕾も昨年より増えて綺麗な花を咲かせました(^-^)
その年によって違うのかもしれませんが、今年の花弁はイエロー系よりもオレンジ系になっているみたいです・・色別一覧ページにはイエロー系に入っていますが・・
蕾はオレンジ色に近い感じになっていますが、外側は少し淡いピンク色に変わりグラデーションの様に観えます。イエローっぽい色合いからアプリコットオレンジへ変わっていく花色もまた楽しめます(^^♪我が庭には今までにない感じなので新鮮に感じます!
↑この感じが一番美しい花姿の「カラメラ」かもしれません。
一瞬の見た目は「ジャストジョイ」に似ているように思えますが、残念ながらその薔薇は今年の開花が期待できない状態になっています・・→「ジャストジョイ」についてはこちら
* * *
我が庭のレギュラー薔薇たち2024’開花レポートは次回もつづきます・・
~おまけ記~
「クレマチス・ペトリエイ」
小さなクリームイエローの花を沢山咲かせるクレマチスです。とても多花性ですが、生長はゆっくりとしています。今回ブリキのバケツに入れて飾ってみました(^^♪下へ枝垂れてくると、もっと可愛いと思います。
「アンスンエンシス」↓
冬咲きのクレマチスを初めて買ってみました。ベル状の花が下を向いて咲きます。
1月頃の寒い気温でも、白く可愛い花を咲かせていました↑
↓手作りのレンガファウンテンをリメイクしてバラを植えてみました。
テラコッタの良い風合いが、寄せ植えを引き立ててくれます(^-^)春季への対応に!
一年草の「ビオラ」↓
そろそろ終わりを迎えている一年草のビオラも間延びしてきたので、カットした花をブリキのカップへ飾りました。こういうアンティークな感じも良いですね~
↓咲いた春バラ(ソンブレイユ)と一緒にビオラ&パンジーのフローティングフラワーにして楽しみました(^_-)-☆
ブルービオラで花手水を作りました↓カットした花たちも、この様な感じに最後まで楽しむことができますね(*^-^*)
*天使のオブジェがラグジュアリーな雰囲気を感じさせてくれます↑
次回へつづく・・