今回のレポする我庭の新入り薔薇「ロココ」は、今春8つ目の仲間入り品種となりました。今までピンク系やホワイト系のバラを中心に集めていましたが、最近はこの様なアプリコット系に新鮮さを感じ始めたかもしれません。
レポ後半は、我が庭の長寿品種の一つ「ジェネラスガーデェナー」について今春の開花記録を綴っておきたいと思います。また前回の続きで、パステルピンク色の可愛いミニ薔薇の姿を追記しています。
最初に、新しく仲間入りしたバラ「ロココ」の開花レポから観ていきましょう。
我が庭の新しいバラ仲間、今春の8品種目になる「ロココ」は以前から欲しいと思っていた薔薇でした。綺麗なアプリコット系色のその可愛いらしさに魅了され、咲き方が変わっている素敵なバラなので、ずっと前から探していました。
各園芸店などを巡っていたところ、春バラが沢山入荷されていたホームセンターで新苗を見つけることができ嬉しかったです。
それでは始めに、この薔薇「ロココ」について調べてみましょう。
ロココ
Rococo1987年 ドイツ
四季咲き つるバラ
大輪 房咲き 微香
伸長性 樹高およそ3m
耐寒性、耐暑性あり
ばら辞典より
(画像は我が庭のバラ)
新苗で購入した時には、すでに1つだけ蕾が付いていました。
5月中旬、さっそく地植えにして様子をみていると、やがて蕾はガクを破って大きく膨らみ始めます。比較的大きめの蕾で、最初はクリームイエロー色に見えました。
しだいに蕾は少しづつ花弁の色を変えていきました。優しい色合いの花弁になって、らせん状に巻いている様に見えます。↓の写真
とても優しい色合いですが、色の表現が難しいですね!ピンク色なのかオレンジ色なのか、イエロー系なのか・・でもまだアプリコット系色にはなっていない感じです。
後日、五分咲きくらいに開いていきました。このくらいの姿になると、どのバラも綺麗な時に思えます!(↓の写真)
花の形は波状弁咲きで、フリルの様な花弁が波うつ様相です。柔らかそうな杏色の花弁が美しさを感じさせます。
花弁の数は20~25枚ほどで多くはありませんが、1輪の花でも存在感を感じます。蔓バラなので、生育良く育てば3mくらいになるみたいです。
↑の写真 七分咲きほどになりました。まだ内側に花弁が詰まっているようですが、色は全体的に同じ色合いになっています。
四季咲き品種とありますが、時に返り咲きもあるそうですから、秋バラとしても楽しめるかもしれませんね。ただ、微香なので香りは漂ってくれないようです。
「ロココ」というクラシカルな名前とおりの雰囲気はありそうです。
全開になり一段とひらひらの花弁が目立ってきました。中心に雄しべ雌しべが見えてきて、濃い色の中心と淡い花弁色とのギャップが強く感じます。
咲き進むと「ロココ」は11cm~14cmの大輪になります。ロココ調を感じさせる優美な薔薇品種といわれています。
育てやすく伸長力にも優れているので、トレリスやアーチ、オベリスクや壁面にも仕立てることができそうです。
私はラティスに誘引していこうかと考えていますが、薔薇苗もそれぞれ育ち方が違いますので具合を見ながらやっていこうと思います。来春はきっと大きく育っているかもしれませんね~
一番花も全開に開いたので、早々に切り花にしておこうと思います。この「ロココ」は切り花でも長く保ちそうです。
*今春2番花など、また元気に咲いたら撮っておきたいと思っています。
つづいては我が庭で咲く薔薇の中で長寿薔薇となっている「ジェネラスガーデェナー」です。
薔薇を庭に植えるようになって20年近くなりましたが、このバラは一番最初の「アンジェラ」に続いて長生きしている品種だと思います。(旧サイトを観れば想い出しますが・・)
5月中旬、今年もまた大きめの蕾から桃色のような色合いの姿を見つけました。今のところ一つだけですが・・
当時 大苗で購入してきた後、北西にある立水栓の横に鉢植えで置き、何処に地植えにしようかと考えていました。がしかし・・、いつの間にか忘れてしまい長期間そのままの状態だったため、気が付いたら鉢下から根が伸びてしまったのです。
桃みたい~
すでに今ではしっかりと根付いて太くなり抜けなくなっているので、諦めてそのまままこの場所で育てることになった長寿薔薇なのです。
そんな「ジェネラス・ガーデェナー」ですが、人間の様に老いてしまったのか、近年は枝も古くなって花付きも少なくなりシュートも見かけなくなりました。(-_-)
3分咲きから5分咲きへ開いていく様子
ここのところ花芽も少なくなり生長がおもわしくない様だったので、今年は多めに肥料を土に混ぜてあげました。すると花数は少ないものの、いくつかの蕾が見えるようになりました。(^^)/
「ジェネラスガーデェナー」今年1番開花の姿です!
本来ならソフトピンク色の花がたくさん咲くはずですが、最近は数える程しか咲かないので寂しい感じです。狭い我が庭でも長年頑張って咲いてくれる薔薇「ジェネラスガーデェナー」は、美しく上品でしっとりとした魅力があります。
全開となった花色は外側は純白で、内側は薄っすらとしたピンク色になっています。香りはオールドローズやムスク、ミルラを思わせる様なうっとりする程の濃厚な香りです!
元気なバラは生長も勢いがあり、大きめのシュラブ状の弓なりに枝を伸ばしていきます。我が庭ではラティスフェンスに誘引してあります。
耐病性が強い特徴を持ったイングリッシュ・ローズです。デビッド・オースティン・ロージズ社で作出されたブランドで、今世界が注目しているバラでもあります。
「花の美しさ」「丈夫さ」「葉の美しさ」「香り」「樹形」などの様々な基準をクリアし認められた品種なんです!
こうして改めて調べると「ジェネラス・ガーデェナー」は優秀な薔薇だと思いますが、初心者でも育てられるので是非お勧めしたいバラなのです~(^_-)-☆。(輝きのある花姿を堪能しましょう!)
♢今回のおまけ記♢
玄関の鉢に植えている、愛らしいミニ薔薇の2番花が開花しました。ラベルがなく名前が分かりませんが、花色が気に入って買ってきました。
切り戻しをしたところから蕾があがってきて、こんなに美しい色合いの開花が観られました。キュートなクリームピンクが素敵ですね~
陽射しで葉焼けを起こしていますが、無事に花を開かせました。3部咲きほどですが、上から見ると花びらが巻いている感じでとても愛らしいです!(↓の写真)
5部咲きを過ぎると、本当に美しいという感じになりますよ~(^_-)-☆形は丸弁咲きです。
うわっ~きれいね~!
小さなバラですが花弁の色合いも素敵で、本当に綺麗な形をしていますね。今年はミニバラもいろいろ育てていますが、手をかけてあげると次の花も楽しめます。
しっかりと管理してあげれば、冬越しして来春も花を魅せてくれます。
また、切り戻しは大切です。早めにやると株も充実し、元気に新芽をだしてくれます。
まだこれから咲いてくるミニ薔薇もあるので、楽しみです!
次回へつづく