新入りばら「リバプール エコー」&我庭のレギュラー3品種開花レポ

今春も5月中旬に入って、我が庭のバラたちもほとんど咲き始めています。ただし今年も昨年の様に雨が降る日が多くてバラたちの花弁をいじめている感じに思えてしまいます。

今回はこの春、4品種目になる新入り薔薇「リバプール・エコー」が無事に花を開かせましたので、その蕾から開花までの記録を綴っておきたいと思います。

その後に続いて、我が庭のレギュラー薔薇3品種の今春の様子をレポートとなっています。

新入り薔薇「リバプール・エコー」蕾から開花まで

リバプールエコー」の蕾↓5月初旬

この春に新苗で我が庭へ仲間入りしたバラ「リバプール・エコー」が蕾をいくつか付け、だんだんと大きくなっていきました。

5月中旬に入る頃、どのような花色や花姿などを見せてくれるかを楽しみにしていたので、1番花だけを咲かせてみようと思いました。

我が庭ではニュージーランド産の品種は珍しいので、どんな感じなのかワクワクです(^^)/

↑蕾のガクを破って出てきた花弁の色はサーモンピンク色をしていて、尖った感じの形に見えます。

雨が降る日が多くなってしまい、雨粒が咲き始めの花弁に沢山付いて心配になりましたが、ここまで開けば1番花の姿を観ることができそうです(^-^)

↓5月中旬 3分咲きに

サーモンピンク色にイエロー色の様なこの微妙なグラデーションな色合いは、我が庭のバラには今のところない新しい花色ですね~(*’▽’)

フロリバンダですが、蔓バラとして扱われているようで、生育していくと2m以上にもなるみたいです。また、枝が細いので好みの形に誘引しやすそうです。

今までにはない珍しい色合いだわね~!

房咲きで多花性ですから沢山咲いて賑やかになりそうですが、花持ちはあまり長くないみたい・・

花形は丸弁平咲きで、秋にも返り咲きするとのこと。香りは微香で、甘さがあるティーような優しい香りがしますね(^-^)

新苗は大きく育てるのが難しいので、しっかりと管理を行って順調に生長してくれればと思ってます(^^)/

このバラについてのメモを下へ載せておきます↓(色別一覧ページにも加えてあります)

リバプール エコー
Liverpool Echo

1966年 ニュージーランド

フロリバンダ系

四季咲き  微香

花径 8cm前後 丸弁平咲き

樹高 2~2.5m

 

バラ辞典より(画像は我が庭のバラ)

 

続いて、我が庭のレギュラーたちの今春に花開いている姿を載せておきたいと思います。(今回はアンジェラ、コーネリア、ピエールドゥロンサールの3品種です)

一番長寿のバラ 今春の「アンジェラ」2022-5

沢山付いていた蕾も5月の初旬GW中はまだ小さかった状態でしたが、中旬に入ると一気に膨らんで一斉に花弁を開いていきました!

今春の「アンジェラ」は、しっかりと肥料を与えていたのが良かったようで例年になく色が鮮やかに出ている感じがします。

ローズピンク色が際立っているように見えて、物置のブルー色と引き立て合っています。

花弁がハートに見えます(#^.^#)↓

物置の上にまで蔓を伸ばして覆ってしまうくらいですが、剪定しても負けずに蔓を伸ばし生長していく強さに感心させられます~!

雨にも強いようで、連日の雨粒に打たれても綺麗な花を咲かせています。ただし、切り花にすると他の品種よりも花持ちが良くないみたいですね・・

沢山の花に蜂たちが蜜を求めて飛び回っていますが、この時期は薔薇の大敵であるチュウレンジハバチ(ハバチ類)には注意しなければいけません!(私も虫が大嫌いなので( ゚Д゚)

数え切れないほどの蕾が付いているのが分かりますが、このローズピンク色は遠くから見ても目立つ色ですね~

我が庭の狭い東側(裏庭)になりますが、午前中とても陽当りが良いので我が庭で一番長寿の「アンジェラ」も間もなく満開でしょう。

(このバラは春が終わっても意外と咲いている時があるのですが、この季節が一番の花数です)

前年の「アンジェラ」はこちら

 

イチゴみたいな蕾のバラ「コーネリア」2022-5

5月の上旬、我が庭の東南側にバラ「コーネリア」の赤い蕾が沢山みられる様になり、間もなく少しづつ可愛い花弁を開かせていきました。


今ではしっかりと地植えで根付いたバラ「コーネリア」は、枯れることも無くここのところ毎春に開花してくれています。

↑蕾が赤いイチゴのように見えていますが、花弁が大きく開くとサーモンピンク色になり、やがて色がペールピンクへと変わっていきます(^^♪

花径は大きくありませんが、房咲きなので1枝に沢山の蕾を付けて咲き誇ります(#^.^#)

自然樹形の「コーネリア」↓

樹などに絡ませて中庭に枝垂れる様に咲いている情景も美しいのです(*’▽’)

しなやかな枝ぶりを生かして、垂れさがるように咲いている姿が魅せられますね~トゲも少なめで扱いやすいです(#^.^#)

前回の「コーネリア」はこちら

 

一番知られているバラ「ピエール・ドゥ・ロンサール」2022-5
一般的に一番知られている世界殿堂入りの有名な薔薇「ピエール・ドゥ・ロンサール」は、我が庭にも2カ所へ植えてあり、今年も美しい姿を魅せてくれました(^-^)。
少しづつ花弁を広げて、美しい花姿を魅せてくれました↓
この春は例年よりも蕾の数が多くなっていて、次々と花を咲かせています。
五分咲きの頃は外側の花弁が白っぽい感じになりますね(^^♪
七分咲きを過ぎると、このバラで一番知られている美しい花姿を魅せてくれます↓(#^.^#)

やっぱり有名な薔薇だけあって、素敵な花姿ね~!

今年は中心がしっかりとした濃い目のピンク色が出ていて、いつになく素敵に思えます!
↓裏庭(東側)外から撮影 ここでも綺麗な花姿を観られました。
フェンスの上に顔を出して咲いていますが、下側に顔を出して咲くのは「クリスティアーナ」です
この2品種のバラは両方ともコロンとした丸いカップ咲きの花形をしているので、共演がとてもお似合いです(^^♪
表側(西側)に咲く「ピエールドゥロンサール」も美しい花を咲かせています↓
表の西側へ挿し木によって誕生した「2世のピエールドゥロンサール」は、2年で順調に育ってくれたようでこの春は昨年以上に花を咲かせてくれました(^^)/
表側である西側のこの場所には「ソンブレイユ」や「プロスペリティ」などホワイト系の品種が咲いているので、このピンク系のバラが育って咲いてくれればいっそう華やかな西側になるでしょう!
差し花にして飾った立体絵の様な「ピエールドゥロンサール」↓

差し花にすると立体絵みたい~!

100円ショップで見つけてきた額型の差し花飾りをさっそく使ってみると、本当に立体の絵を飾っているように見えました(*’▽’) 

庭(外)に飾ってあるので雨などの影響による耐久性は分かりませんが、このところ快晴が続くみたいなので暫くは楽しめそうです。(もしショップで見つけたら一つお勧めしたいアイテムです!)

おまけ記
今春の庭に咲く花たちーその3
東庭に植えたクレマチスの「ローヌ」↓
インテグリフォリア系のとても変わった十字咲きです。淡い紫色をした色合いが、様々な色の薔薇たちと共演しています。この冬に強剪定しておいたので、これから沢山花を咲かせてくれると思います。
宿根草のリクニスコロナリア(フランネルソウ)
昨年は花が咲きませんでしたが、2年目にして大きく育ってくれたようで可愛らしい白い花を咲かせてくれました❣西側にはピンク色が咲いています(^-^)
葉っぱもふわふわとした手触りの良い感じで、中心がほんのりとしたピンク色になっています。花弁が風に揺れる姿はとてもナチュラルさを醸し出しますね(^^♪
↑ 冬に植えておいた「ジキタリス・ホワイト」が伸びてきて円錐形のような花を咲かせます。
バナナのような形がユニークですが、バラたちと同じ季節に咲く様なので初めて植えてみました。通常5月から7月くらいまで咲き続けるとのことで、朝に陽当たりの良い場所に植えています。
多年草らしいのですが高温多湿に弱いらしく、最近の暑すぎる夏期を越せるのかは今のところ分かりません。(とりあえず今の時期はしばらく楽しめます)