新入り薔薇「バフ・ビューティー」蕾~開花と今春の「アイスバーグ」

今回は、今春の新入りバラ薔薇10品種目となった「バフ・ビューティー」の蕾から開花までの観察撮りと、透明感のある純白ばら「アイスバーグ」の開花を綴っておきたいと思います。

前回も記しましたが、なぜか今年は良いバラを安く手に入る機会に恵まれ、また例年になく欲張りすぎて沢山の新入り薔薇仲間を迎えてしまいました~(^_-)-☆。

今回の品種色もそうですが、今年はピンク系やホワイト系ではなく「アプリコット系」のバラを たくさん集めてたなぁと自分でも気付きました。

それではさっそく、新入りの「バフ・ビューティー」から紹介しましょう。

アプリコットの色合いが魅力の「バフ・ビューティー」蕾から開花まで

この薔薇「バフ・ビューティー」で、今年ついに新しい仲間10つ目のレポとなりました。

見つけたのは「花久の里」バラ園の売店でしたが、まだバラの開花時期には少し早かった時期でしたので格安で買って来れました。(得した気分!(^_-)

・このバラの詳細(性質)は、記事終盤に載せてあります。

5月中旬、新苗で地植えしていた「バフ・ビューティー」の蕾が大きくなってきました。

すでに蕾はガクを破って大きく膨らんでいます。クリームイエローの花弁に見えます。大きい蕾に見えますが、花径は中輪のようです。

バラ辞典や本を見て気に入り探していましたので、開花が待ち遠しい思いでした!このままの花弁色で咲いていくのかなと思っていたら、だんだん色合いが変わってきました。↓の写真

後日、3分咲き程になって外側の花弁は色が薄くなっていて、内側は優しいアプリコット色でした。色合いの変化が神秘的ですね!

↓の写真 雨が降り続く日があって花弁の開きが一旦停止した様でしたが、雨上がりの朝には再び花弁を開こうとしていました。

花弁に雨の雫が残っていましたが、なんとか傷まずに開いてくれそうです。

気温も上がる5月下旬に入り、やがて一枚一枚全ての花弁が少しづつ開いていきます。

ようやく待望の開花ね~!

 

7分咲きを過ぎた頃、この美しい開花を観ることができました!このくらいの姿が一番きれいですね~!(#^.^#) 杏黄色(アプリコット色)が素敵な色合いで、とても魅了されます。

甘いムスクの香りで、花持ちも良いみたい!

さらに咲き進んで全開となります。↓の写真

 

雄しべ雌しべが見える全開の姿になると、思っていたよりもさらに淡い色になりました。花径は7cmくらいの中輪ロゼット咲き、香りもとても良かったです。

枝はシュラブ系の横張りに伸びていくバラです。花の重みで枝垂れするため、窓廻りやフェンス、パーゴラやアーチ・トンネルなどに誘引すると良いですね。大型品種となりますので、ダイナミックに仕立てると見ごたえが出ると思います。

 

最後に、この薔薇について下に調べておきましたのでご参照ください。

バフ ビューティー
Buff Beauty

1939年  イギリス
ハイブリッド ムスク 

返り咲き  香り 中香

花径 7㎝  樹高およそ 4.5m

ばら辞典より

(画像は我が庭のバラ)

*返り咲き品種なので、また秋季にも観られるでしょう!

また綺麗な花が咲きましたら、撮っておきたいと思っています。

 

つづいては、今春の「アイスバーグ」の開花レポです。

透き通るように輝く花弁の「アイスバーグ」蔓バラ

今春久しぶりに、薔薇「アイスバーグ」の開花を観ることができました。

以前に植えていたこのバラはカミキリムシなどによって絶えてしまいましたが、今回2つ目の苗から無事に生育してくれたので、再びその美しい姿を観れてとても嬉しい思いです。

 

5月中旬、蕾のガクを破って、中の花弁が大きく膨らみ始めていました。まだ最初はクリームG色に見えますが、すぐに色が抜けていきます。

この「アイスバーグ」は2つ目として、冬に長尺苗で地植えしておいたバラです。初春になると葉っぱが出てきて、なんと12も蕾を付けました。

雨が続いた時に開くと白い花弁は傷みやすいのですが、綺麗な白い花弁は順調に開いていきそうです。

しだいに花弁はホワイトへ

遅咲きの品種に入るのか、他のバラと比べてこの蔓バラ「アイスバーグ」は咲き進みに時間がかかっているようです。雨も影響がありますが、半日陰に植えているからなのかもしれませんね。

やっと外側の花弁が開いてきました。きれいな純白に変わっています。まだ内側の花弁はたくさん詰まっているようで、丸く纏まって見えます。

後日、気が付いた時には一気に花弁が開き始めていました。↓の写真

5月下旬、純白の花弁が雨の雫に輝いていました!

本当に透き通るような純白ね~!

フロリバンダローズを代表する最高傑作のひとつ名花中の名花で、大きく育つと雪が積もったかのように沢山の花を付けるんですね~(^_-)-☆

 

七分咲きくらいでしょうか・・雨上がりに撮ったので雫がたくさん光って綺麗でしたよ~

だんだんと全開へ咲き進んでいきます。

原名は「白雪姫」を称すとあります。(ドイツでは「シュネーヴィチェン」と呼ばれます)

いかにもその通りの姿をしていると納得させられますね~(^^♪

そして、雄しべ雌しべが見えてきて全開となります。(花を開くと重みで下を向いています)↓の写真

花形は半八重咲きで、外側の花弁がくるりと巻いているのが見えます。細めの枝が穏やかに伸びていて、花首が俯いている姿も美しく感じさせられます。また、ほのかなティーの香りが心地よいです。

以前植えた「アイスバーグ」はアーチに仕立てましたので、また同じようにしていこうと思います。

↓に、あらためてこのバラについてメモしておきます。

つる  アイスバーグ
Iceberg (CL)
1968年 イギリス
半八重咲き  花径 8㎝
返り咲きする時あり
香り 微香  樹高 およそ5m

バラ辞典より

*我が庭の「アイスバーグ」は蔓バラ(CL)で、木バラ(HT)の薔薇とは育て方が少し違うようです。

 

返り咲きなのでまた美しい姿が撮れましたら、引き続き載せていきたいと思っています。

次回へつづく


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