今年2020年9月に咲いた我が庭のバラ3品種を撮っておきましたので、今回ここに綴っておきたいと思います。
9月になると毎年各地で秋のバラ開花の模様が観られますが、今年はコロナ禍によって「秋のバラ祭り」などは耳にしませんので寂しいかぎりです。
仕方ないので今年は我が庭のバラたちの返り咲きを楽しみに待っていました。我が庭にはたくさんのバラ品種が植えてありますが、秋にも咲いてくれるバラは半分以下かもしれません。
四季咲きのバラでも特に害虫や病気に弱い品種は、春に開花できたとしても秋の咲く前に枯れてしまう場合もあるのです。
今回の3品種は長年の間、生育強く残ってきたバラですので頼もしい限りです。
冒頭画像にもありますが、最初に「プロスペリティ」です。
新しいシュートに蕾が沢山付き始めて、9月初旬に開花が見られました。秋のプロスペリティは春とは若干違う感じですが、純白で小ぶりの花が房状のブーケの様です。秋の爽やかな晴れ間に咲き誇っていました。
蕾はアイボリー色ですが、完全に開花すると綺麗な純白になります。また、秋咲きは切り花にしても長持ちするようです。
続いて9月の「アンジェラ」です。(↑の画像)
裏庭(東側)に年間通して気が付けば咲いている長い付き合いのバラ品種です。
長年の生育で枝もかなり範囲が広がってきており、ガーデン物置の上に可愛らしく咲いていたところを撮りました。年間通して綺麗な濃いピンク色(ローズピンク)のバラ品種です。
四季咲きなので秋にも咲いてくれますが、春季のように盛大に満開まではいきません。でも花持ちが良く、鮮やかなピンク色の花を長く楽しめるのです。
上の画像は「コーネリア」です。
中庭にひっそりと咲いていました。淡いピンク色に、中心の雌しべはイエローがはっきりして蝶や蜂たちを招いている感じです。秋は香りが濃厚で、強い香水の様な匂いがします。
一部赤い蕾が写っていますが開花の花弁色と全く違って、蕾の時は濃い赤色なので違う薔薇と思ってしまうほどです。
しかし花弁が開いていくと次第に優しいペールピンク色へと変わっていきます。そしてポンポン咲きの可愛らしい小輪咲きになるのです。
今回のおまけ記
返り咲きした「ソンブレイユ」を切り花にして、アナベルとアイビーで花器に挿して飾りました。一季咲きは春に見事に咲きますが、四季咲きや返り咲きは秋にも楽しめ花持ちも良いです。
ホワイトとグリーン色の相性は良く、エレガントな感じの切り花になりました。