我庭に咲く薔薇の中でホワイト色系の品種は、ピンク色系に次いで多くなっています。今回はそのホワイト色系の中でも、癒しを与えられるようなイメージの2品種「ボレロ」と「クリスティアーナ」について、今春の蕾から開花までの観察記を綴っておきたいと思います。
ホワイト色系といってもバラは様々な色合いがありますので、この「ボレロ」と「クリスティアーナ」も また異なった色合いの美しさがあり、それぞれに癒しの雰囲気を与えられますよ。
それではまず今春の「ボレロ」から観てみましょう。
我が庭の西側窓辺下の花壇にはいくつかの花種を植えていますが、その一番右側のあまり目立たない所にこの薔薇「ボレロ」が植えてあります。
5月初旬、そこに1つの蕾が膨らみ始めていました。
すでにガクを破って花弁を膨らませていましたが、その時この一つが唯一の「ボレロ」の蕾みたいで、他に蕾は見当たりませんでした・・’
その優しいイメージの淡いクリームイエロー色をした蕾は、ひっそりとうつむいている様でした。
そして数日かけて、蕾はだんだんと力強く開いていきます。↓の写真
まだ花弁は色がほんのりとクリームイエロー色に見えますが、しだいに少しづつ薄くなっていきましす。
3分咲きくらいに開いてきました。外側の花弁は純白色に変わって、内側には淡い色をした沢山の花弁が見えています。丸くてコロンとした感じですね。(^^)
↓の写真 やがて5分咲きへ
後日、五分咲きほどになっていました。(横から撮ったものですが・・)純白をしたカップ咲きでボリューム感がありますね。
以前に比べて、この「ボレロ」は開花イメージが小さくなってしまった感じですが、今春も開花姿を見れるので嬉しいです (^v^)/
↓の写真 七分咲きになった「ボレロ」
薔薇が一番きれいな姿の七分咲きです。今年も綺麗に咲いてくれましたね~!蕾は淡いピンク色が感じられましたが、開いていくと中心が淡いクリームイエロー色(アイボリー色?)になっています。
美しい癒しのバラね~!
全開になって、美しい癒される感じの開花を魅せてくれました。花の形も綺麗で、良い香りを漂わせています。
この「ボレロ」は半日陰に植えていたので、実のところ(枯れる寸前の状態まで)だいぶ弱っていました。
そのため、日向の花壇に植え替え良い肥料を与えながら様子を観ていました。前年は蕾も1つしかできず、ひと花で終わってしまったのです・・。
今春は少し元気を取り戻してくれた様で、この後に観ると別の蕾が付いてくれたみたいです。この「ボレロ」は生育がゆっくりなのか分かりませんが、これからもまだ注意してあげようと思います。
沢山の花が咲いてくれることを夢見ています。
*生育の状況はまたレポしていく予定です。
5月初旬、我が庭の東側に植えてある「クリスティアーナ」の蕾が見えました。
この区画は「シティ・オブ・ヨーク」と「コーネリア」の真ん中にありますが、この2つの品種は早咲きバラで既に満開を終えていますので、次は「クリスティアーナ」の出番でちょうど良いでしょう!
蕾はすでにガクを落として、淡い色の花弁を大きく広げ始めていました。白い綺麗な花弁で、ちょっとマシュマロの様な感じで膨らんだ形ですね。
次の日、一番外側の花弁が大きく開きます。一枚一枚少しづつ押し開いていく様でした。
内側には淡いピンク色をした花弁が、たくさん詰まっているようです。
まん丸とした形に花弁が幾重にも重なっていることが分かります。外側の色はまさに純白でした。
↓の写真 他にもいくつかの蕾が膨らんでいますが、手前の一番花は間もなく綺麗な開花姿を魅せてくれるでしょう!
蕾から開花までの様相は、個人的にですが「ジュノー」の次に可愛いと思っています。
3分咲きくらいになっていきました。外側にどんどん開き続けています。
内側にはまだ沢山の花弁があるようで、コロンとした丸い姿がとても可愛いです(^_^)
一枚一枚の花弁が薄く繊細で透明感があるようでした。
↓の写真 七分咲きほどになりますよ~!この感じが一番きれいかもしれませんね・・
この感じ、本当にきれい~!
一つひとつの花弁の開き方が微妙に違いますが、それぞれが咲き誇る様に開いていくようです。真ん中の淡いピンク色した優しい感じが、何ともいえない癒しを与えてくれるようでした・・
この「クリスティアーナ」は、このディープカップの状態で全開に近いようです。また、香りも素晴らしいです。
ほとんどの薔薇品種は中心の雄しべ雌しべがはっきりと見えるくらいに花弁が開くのですが、このバラ「クリスティアーナ」は、ここからあまり変わらないのです!
このくらいの状態の時に、切り花にすると長く観賞ができ楽しめそうですよ(^v^)
切り花も良いのね~!
今春は前年と比べて蔓も伸びていますので、蕾もたくさん付いている様です。地植えにしていますので、これからもまだ大きくなってくれると思います。
今春の満開の様子が撮れたら、また別記で載せる予定です。
また次回につづく