可愛いバラ「夢乙女」と美しいサーモンピンクの「アルベルティーヌ」

今回の我が庭バラ記は初めてレポする品種ですが、今春新しく仲間入りした品種というわけではなく、数年前に植えた苗が今年になってやっと蕾をつけてくれた「夢乙女という日本の品種です。

半分諦めも感じ忘れそうなくらいでしたが、今頃になって蕾をつけて花を見せてくれるとは思ってもいなかったので、とても嬉しかったです!

今回は最初にこの「夢乙女」の開花記を、そして後半は今春も綺麗な開花を魅せてくれた「アルベルティーヌ」についてを綴っておきたいと思います。

 

可愛い小さな蔓バラ「夢乙女」

この薔薇は今から3年ほど前、小さな鉢苗で購入し西側の花壇に植えましたが、その春も翌春もずっと大きく育たずに蕾も付ける様子はありませんでした・・(-_-)

もう諦めかけていた3年後になる今春の5月中旬、葉っぱが茂り始めシュートも出てきて、小さな可愛い蕾が付いているのに気が付きました(*_*)!

とっても小さな蕾で見落としそうなくらいでした。あらためて調べてみると、このバラは成長がゆっくりらしく、バラによっては植えたことを忘れさせるくらい遅いとありました・・。

しかし、一度生育にスイッチが入ると急に大きく生長していくみたいで、急に茂り始めた様です。

本当にその通り、どんどん蕾が付いて花を開かせていったのです!(↓の写真)

  

とても小さいですが、可愛い開花を見せてくれました。(小さいので拡大しています)

ミニ薔薇みたいですが、一応は蔓バラ品種のようで育てば2mにもなるとあります。

ここで「夢乙女」について調べてみましょう。

夢乙女   Yumeotome

1989年 日本

返り咲き(弱い) 無香
ポンポン咲き つる性
花径 約3cm  樹高 およそ2.0m
耐病性 強い  強健種

ばら辞典より

(画像は我が庭のバラ)

開き始めると、ポンポン咲きから平咲きになっていきます。香りは、ほとんどありませんでした。

小さいので蕾も葉っぱに隠れて見えなかったりしますが、初めての開花にしては蕾が意外に付いているようです。

  

今年は生長のスイッチが入ったみたいで、2つ目も3つ目も咲いてきました。葉っぱは小さいですが、艶があって茂り方も元気そうですよ~(^-^)/けっこう花持ちも良く、長く咲いています!

小っちゃくて可愛いね~!

花弁の色はピンク色から少しづつ白っぽさが出てきます。

一時は諦めていた感じでしたが、やっと今春開花を観ることができ、3年待って良かったと思います。

これから毎春、元気な開花を沢山魅せてくれよう期待しています!(^^)!

 

つづいて今春の「アルベルティーヌ」です↓

サーモンピンクの魅惑のばら「アルベルティーヌ」
最近は毎年必ず開花を魅せてくれている「アルベルティーヌ」は、優しい雰囲気を感じさせるサーモンピンクの花弁が特徴のバラです。
5月下旬、早咲きのバラ達が咲き終わる頃、この「アルベルティーヌ」の蕾が大きく膨らんでいました。蕾のガクを破って、赤い花弁を少し見せていますね。↓
けっこう濃いローズピンク色で、やっぱりイチゴみたいに見えてしまいます。(つぶつぶが付いてたら絶対に間違えそうです・・)
この薔薇も我が庭の西側にあるのですが、当初は鉢植えで育てていました。
しかし、前記の「ジェネラスガーデェナー」と同じように鉢の底から根っこが地面に伸びていましたので、深く根付いて手遅れにならないうち早々に植え替えすることができました。
地植えにしてあげたためか、今春は元気よく蔓が伸びてアーチの半分くらいまで大きく育ちました。

蕾がいくつも付いて、あんなにも赤かった蕾がガクから出てきてサーモンピンク色の花弁へ広がっていきます。色の変化に、びっくりです!↓の写真

数日後、少しづつ開き続けて、美しい薔薇の姿を魅せてくれました~(#^.^#)↓

わっ~!花弁がきれいね~

カップ咲きのアンティークな雰囲気もある花姿です。新苗から育てて3~4年、花数も増えてきました。枝は曲げやすいので、誘引は比較的しやすいです。
アーチやパーゴラ、フェンスなど様々に仕立てることができると思います。ランブラー系統なので、けっこう大きくなるようです。ただ、棘が多いので扱いには注意が必要ですね。
全開になると波打つようなひらひらとした大輪の花弁になります。雨の雫がキラキラと輝いていまし
た!

香りは中香で、ティーの優しい香りがします。満開になると庭がとても華やかになりますよ~!

(一季咲きの様なので)こんな綺麗な姿を、春しか観られないなんて惜しい思いですよね~(^_-)-

次記へつづく