12月にも咲く四季咲きバラ&冬の庭を飾るパンジークリスマスバージョン

早いもので今年も12月に入りクリスマスも近づいてきましたが、そんな12月でも咲く四季咲きバラの品種「コーネリア」と「ソンブレイユ」。そして今回は冬の庭を飾るパンジーのクリスマスバージョンも後半に記しておきたいと思います。

初冬に咲く我が庭のコーネリア

まずは冒頭写真にもある「コーネリア」の開花様子です。

薄曇りの朝、サーモンピンク色の花弁を広げて四季咲きの「コーネリア」が、初冬の寒さにも負けず開花していました。まだ背面に4~5つほど赤い色の蕾が付いていますので、間もなく咲いてくれるでしょう。

春季のコーネリアはこちらをクリック

房状に可愛いポンポン咲きになっています。また、花弁に少し透明感があります。花弁の中心は、ほんのりと黄色をおびています。咲き始めは濃いアプリコットピンク色ですが、咲き進むにつれ桜の花の様な淡いピンク色になっていきます。

数日後、その幾つかの蕾が開いてきました。春季よりも少し花径が大きめの様で色も濃く、また香りも濃厚な感じです。よく見ると、葉っぱは黄色に紅葉しています。

寒くなった12月にでも花数が付いています。他の枝にも蕾が付いていますので、その蕾が次々と開いていくと冬の庭でも華やかさが出てきます!同時にローズヒップも実っていました。

12月でもバラの開花を楽しめるのは嬉しいですね!

12月にも咲く我が庭の華麗なバラ「ソンブレイユ」

我が庭の四季咲きバラ「ソンブレイユ」は、本当にエレガントな様相を魅せてくれるバラ品種です!前回の秋バラ記でも開花レポしましたが、冬に入ったこの時期でも多くの蕾を付けています。

12月に入っても、まるで春季の様に次々と蕾を付け始めました。このように初冬でも開花を楽しめるバラ「ソンブレイユ」なのです!

春のソンブレイユはこちらをクリック

秋咲きが終わった後しばらくして(12月に入る少し前に)、1輪の蕾が膨らんでいました。初冬の陽射しによって、間もなく蕾は開いてきました。

コロンとした三分咲きぐらいでしょうか。アイボリー&ホワイト色が、とっても綺麗ですね!

朝の陽ざしが当たる東側に比べて、日差しが長く当たる西側にある四季咲きバラの方が生育が良いのでしょう。

我が庭のこの「ソンブレイユ」は長年にわたり育ててきたバラの一つですが、病気や害虫にも負けずに、本当に長く存続してくれる頼もしい品種です。

上の写真、七分咲きくらいになってきてアイボリー色が一段と綺麗になってきました。

花弁が徐々に開いていく途中の写真を撮っていますが、朝夕が冷えてきているこの季節でも20~30程の蕾を付けて開花してくれることは本当に嬉しいですね!

全開に咲くと、この薔薇「ソンブレイユ」は大きなドレスパニエの様なフリル状のクオーター咲きになります。

中心はグリーンで、クリームイエローからホワイト色へと、外側にいくにつれ白くなっていきます。

気温が低いので、花持ちや香り共に良いのです!

春季はたくさん咲いてくれましたが、寒さが増してきた12月でも観れる「四季咲きバラ品種」に力強さを感じさせられますね!

四季咲きのバラの中でも(この「ソンブレイユ」の様に)、春夏秋冬すべての季節に開花を見せてくれる品種には本当に感嘆させられます。

バラが沢山の花びらを開いていく力って本当に凄いと思います。

初冬のお庭をリニューアル・パンジークリスマスバージョン
クリスマスも近づいて、バラ達もそろそろ休眠期へ入ってきますので、新春へ向けて静まってしまう寂しい庭をパンジービオラで明るくカラフルにしてみたいと思います。
小さな花器には、切り花にして毎年飾っています。寒いので、花もだいぶ長持ちします。
パンジーは屋外でも全然大丈夫ですね!
100円ショップで可愛い木箱を見つけたので、黄色やオレンジ色のパンジーを入れて飾ってみました。色合いがとても綺麗です!
↑写真 北東側の立水栓の上にパステル系のパンジー&ビオラを植えて、寂しくなっていたこの一角も華やかになりました。
午前中は陽当たりも良いので、これからもどんどん咲いてくることでしょう。
これも↑ 100円ショップで買った素焼き鉢をホワイトペイントして、クリスマスバージョンにしました!けっこう良い感じに出来上がったと思います。(自分では)
明るいパープル系&ダークなパープル系でまとめてみました。アリッサムが雪の様に、いっぱい咲いてくれるといいなぁ~と期待です。
玄関先にウェルカムボード&天使の置物と一緒に飾ってみました。秋冬の花はパンジーが主役になりますが、5月頃まで咲いてくれるのでバラの季節まで楽しめます。
寒さにも強いのでバラの休眠期には、庭の華やかさを保ってくれる役を立派に果たしているのです!
中庭のいつもの場所も、宿根草は残してパンジーで植え替えしました。
暑かった夏が終わると、秋冬の花入れ替えは大忙しでした。
素焼き鉢や置物も、長年による風合いが出てきてアンティーク調になりつつあります。
パンジーは一年草ですが、種類も多く冬季の庭を飾ってくれる楽しみの一つでもあります。
バラの季節が待ち遠しいですが、その間は庭の主役パンジーやビオラが癒してくれている様です。
↑アンティークを通り越した古い木製ベンチですが、ボロボロになってしまった状態を組み直して花台として使用しています。
グリーンの木箱に色のグラデーションが綺麗な虹色パンジーを植えてみました。これで南西側も明るい雰囲気に変わりました。
沢山のバラ品種が植えてある狭い我が庭も、これからの真冬の季節にはその姿を楽しむことができなくなってしまいますが、その間には寒さに強いパンジーなどの花種らが代わりを務めてくれていますので、剪定と共に庭の管理を楽しめますね!

今回の追記
初冬のバラ園「花久の里」鴻巣の様子 
出先の帰り道で寄ってみた、埼玉県鴻巣市のバラ園「花久の里」
今年はコロナ禍の影響により「春のバラ祭り」の頃 ここも閉鎖されておりましたので、現在はどうなっているのだろうと思っていました。
秋冬バラは? 何種類かの四季咲き品種バラは、いくつか咲いていました。
秋のバラ祭り」として10月頃に開催されたようですが、冬に入った今は静かな景色でした。
寂しさはありますが、やはりバラの季節とは違いますので仕方ありません。

*来春はコロナの影響もなく、バラ祭りが開催されるように願うばかりです・・。