セバスチャンクナイプ&粉粧楼&フランソワジュランビルの3品種撮り

今回の開花撮りは「セバスチャン・クナイプ」 &「粉粧楼」&「フランソワ・ジュランビル」の3品種です。春バラのピークを迎えましたので、我庭のバラも次から次へと開花が続いて忙しくなりました~!

それではまず、「セバスチャン・クナイプ」から

セバスチャン クナイプ

1997年 ドイツ

中香 返り咲き 丸弁ロゼット咲き 10cm

樹高 約2.5m  刺多い

ばら品種辞典より

この画像写真は蕾の状態の時に撮っておいたものです。色合いが完全開花までに淡いピンク色へ変わっていくのが分かります。 このバラも我庭の中では古い付き合いな方になっています。

清楚な雰囲気を感じさせられ、私はこの品種がとても好きです~! つるばら(半蔓性)なのでオベリスクやラティス仕立てで楽しめるバラです。アプリコットホワイトの淡い色合いが良く、香りもダマスク系のかぐわしい香りがします。
返り咲きなので、秋にも咲きます。蕾から開花を通して花弁が綺麗だと思います。


さて、お次の開花は「粉粧楼」です。

粉粧楼 (フンショウロウ)

1889年  中国

中香  四季咲き カップ咲き

樹高 約0.7m

バラ品種辞典より

もう4年目程になりますが、このバラは病気になりにくく育てやすい品種です。繊細な花弁の風情と甘い香りを楽しむことができます。(ケンティフォリア種)


花の中心はピンク色が目立つ感じに思えますが、全体的に観るとホワイト系に入るのでしょう。近くで観ると薄いですが、ややピンク色に思えます。
このバラは春から秋まで咲き続けます。しかし、花は雨に弱いので軒下などへ移動できるようにコンテナで育てています。不酢液で育てると病気になりにくい様です。


今回の3品種目は「フランソワ・ジュランビル」です。

 

フランソワ・ジュランビル
Francois Juranville 

1906年 フランス

微香  一季咲き  ロゼット咲き

樹高 約4.5m

ばら品種辞典より

輝くようなサーモンピンクの花が夏期だけ咲きます。(一季咲き)
香りはほとんど感じませんが、葉がとても濃い緑色で光沢があり茎には棘がありません。枝もしなやかで柔らかく細いため、誘引がしやすいバラです。

↑上の画像は、陽当たりの良い環境で全開過ぎた花芯の様子です。環境によって枝が10m以上にもなるので、壁面やグランドカバーなどに適していると思われます。大きく育てば見事な花がたくさん咲きますよ~!

↑の写真は我庭ではありませんが、バラ園でたくさん咲いているのを見つけましたので撮ってきたものです。1品種がこれだけ広がるには何年もかかるのでしょうね・・


おまけ

裏庭のバラ「アンジェラ」がたくさん咲いたので、切り花にして白い花器にパンジーと飾ってみました!

*次回も続々とバラ品種が開花した様子を撮って記録していきますので、またご覧下さい!

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