入園無料の小田原フラワーガーデンのバラ園訪問レポ-ト2023’春

今年も春バラの季節がやってきましたが近年の夏の様な気温の影響なのか、昨年にも増して開花がとても早くなっているのがはっきりと分かります!

毎年春に近隣のバラ園を探して訪問していますが、今春はちょっと足を延ばして神奈川県の端の小田原にある「フラワーガーデンのバラ園」を今回初めて訪れてみましたのでレポートに加えておきたいと思います!

初訪問のバラ園楽しみね!

小田原フラワーガーデンのバラ園へ初訪問

我が庭のバラたちが続々と開花する今年のゴールデンウイーク、いつもより少し足を延ばして初めて訪れたのは「小田原フラワーガーデンのバラ園」です。

小田原には過去にも訪れたことはありましたが、小田原城のイメージばかりだったのでその時はバラ園があるとは知りませんでした。(けっこう昔なのでまだ無かったかもしれませんが・・)

今回は何かのネットページでたまたま知ったので、G・Wを利用して(日帰り旅行も兼ねて)行ってみようと思いました。(久々の小田原ですし(^^♪)

ここへ行くには小田原駅からローカルバスに乗っていきますが、けっこう狭い通りを山々の方へ上って行ったりで30分ほどかかりました。(終点の諏訪野原公園一つ手前で下車)

↑すでに様々なバラが満開に近い状態になっていました!

バスを降りるとすぐにフラワーガーデンの入口なっていて、無料で入れます(^^)/

何十台も置ける駐車場もありますが、G・W中なので当然ですが満車状態でした・・

現在、約160品種360本のバラが植栽とあり↓

この日も強い陽射しの快晴で28℃くらいあり、バラたちも嬉しそうに花弁を思いっきり開いている様でした~(*’▽’)

<手前に噴水広場があり、暑かったので子供たちも噴水を喜んでいました!>

さっそく沢山のバラたちを観に行ってみます!

上の画像にも写っていますが、すでに沢山の品種のバラたちが開花していて華やかになっていました。(今のところは木バラの大輪系が中心で)

蔓バラを絡ませてバラのガゼボなどを作るワイヤー製の型が作られていましたが、設置したばかりみたいでまだバラの蔓には覆われていませんでした。(何年後かに、これが覆われたら見事なバラ園になるでしょう!)

5月始めのG・Wでこれほど満開近くになるなんて、やっぱり昨年よりも更に早いですね~!

華やかな大輪系の木バラたちを一つづつ観ながら一通り回りましたが、思っていた程には広い範囲ではなかったので時間的には余裕がありました。

アルカディア広場バラ園の我が庭にも迎えたいバラセレクション

そしてここでも何品種か我が庭に迎えたいと思ったバラがありましたので、いくつか抜粋して載せておきたいと思います。

ここも素敵なバラがありましたね~!

まず最初に目に入ったのは、ここで人気投票1位とあったバラ「シャルル・ドゥ・ゴール

剣弁咲きでラベンダー(パープル)の色合いと強香が人気を呼んだのでしょう。我が庭にも雰囲気や色合いが似たバラ(ニューウェーブなど)がありますが、さすがにフランスらしいエレガントさがありますね!

次に綺麗に咲いていて目についたのは「フレンチ・レース」です↓

以前に我が庭にもあった品種ですが、この綺麗な姿を観てもう一度我が庭でも咲いてほしいと思いました。アイボリー色のフリルのような咲き方がドレスの様で、とっても私好みなのです(*^-^*)

続いて、「オーガスティーヌ・ギノワソー」フランス

このバラは130年も前の1889年という時代に生まれた品種で、甘い香水のような香りの強香バラです。アイボリーにピンクのグラデーションが入っている素敵なバラでした(*’▽’)

↓次は「エグランタイン」イングリッシュローズ

このバラは可愛い中輪タイプのカップ咲きで、淡いピンク色がとても綺麗でした!また香りも良く、ダマスク・クラッシックの甘い芳香を漂わせていました~(#^.^#)我が庭へ欲しい!

↓「ピンク・フレンチレース」日本作

日本で作ったピンク色になったフレンチレースも綺麗な花姿でした!あまり香りは感じませんでしたが、丸弁咲きが可愛いかったです~

↓このバラは日本を代表する強香品種の「芳純」です!

花も大輪系なので、まさにバラ咲きという感じです(*’▽’) そして名前のとおり、香水のようなとても良い香りがしました!

↓こちらも香りが強香の和製品種「桃香

このバラも正に名前のとおりに、ふっくらとした桃のようなピンク色の丸い花姿でした(*^-^*)ちなみに、香りはティーにフルーツ系の甘い香りがしました。

↓「ゴールドバニー」フランス

目が覚める様な鮮やかな黄色が、園中にとても目立っていました!香りは微香でしたが、花数が多く初心者向きのバラですね!バラを始めたい方には良いかもしれません。

↓「チャイコフスキー」フランス HT

大輪咲きでパステル調(クリーム)アプリコット系の色合いがとても美しく感じました!我が庭の「プリンセス・シャルレーヌ・ドゥ・モナコ」に似ている感じもします。

そしてラストに、我が庭にも今年になって迎えたバラ品種の「カフェラテ」がありましたので思わず撮っておきました!

何ともいえないアンティーク調で優しいベージュピンクのような色合いが、優美さを感じさせます!大人のバラっていう感じです(^_-)-☆

この色合いは他には無いわね~

樹形は木立性のようで、うっとりする様な花弁の巻き方も素敵です!今春我が庭に植えたこのバラ「カフェラテ」も早く開花してくれるように願っています(^^♪

* * *

ということで、ここらへんで休憩することにし売店で売られていた「ピーチローズ・ジェラート」を並んで買いました~↓

↑ピンク色のバラと一緒に記念撮影

暑くなってきたので、氷粒系のアイスがちょうどいい感じでした~(*^-^*)

広場の前には他にもキッチンカーで手作りパン屋さんや、カレー屋さんなどやっていました。

G・W中のこの日は熱帯植物園の温室が無料で沢山の人たちが家族で来ていましたが、バラ園もまだそんなに有名ではないためか近場の方が多いみたいですね(どこから来たかシールをボードに貼る統計表がありました・・)

次は何年後か分かりませんが、あのワイヤーで形作られたガゼボやトンネルが沢山の蔓バラに一面に覆われ、盛大に咲き誇っている光景を観に来れたらと思っています!

続いて、我が庭の早咲き春バラレポです

2023’春季・我が庭の早咲きバラ撮り記

本当に今年は春バラのスタートが今までになく早く、4月の中旬にはすでに裏庭の早咲きバラ「ロサ・キネンシス・アルバ」が一番花を開かせていました!

毎年恒例の早咲きバラは、やっぱりこのバラなんですね~ホワイトに透き通るような淡いピンク色の花弁が優しい感じでナチュラルな庭にピッタリです!

大型の蔓バラで5m~6mにもなります。午前中の陽当たりの良い東側にあったトンネルも経年劣化のため解体したため、今年は壁面に変更し窓際へ誘引しました↓

↑窓側いっぱいに咲き誇った「ロサキネンシスアルバ」

上の写真ではまだ蕾も沢山付いていますが、咲き進んで全開になると純白色へと変わっていき間もなく花弁が散り始めます。(早咲きバラで一気に咲いて早々に散っていく一季咲きバラなのです・・)

↓続いて咲き始めたのは「ソンブレイユ」です。

↑蕾と三分咲き、五分咲き、七分咲きが揃っています!咲き進む様子が分かりますね・・

毎年のレギュラーとなったこのバラは、「本当に真冬以外はいつも咲いているのね~!」という印象です!

全開になると爽やかなフルーツ香がする大輪となります。今年も春の満開となり、西側の主役になるでしょう(^^♪(花柄摘みも大変になりますが・・)

お次は、意外に早く咲いた鮮やかな色の「ピンククラウドCL」です↓

今年は昨年よりも少し花数も増えて、濃い鮮やかなローズピンク色の大輪花となりました(^-^)

咲き進むと手のひらくらいの大きさにになり、西側の通りからも目立つ存在になるバラ品種です!

蕾から三分咲き、五分咲きと揃っている状態が撮れました↑(色合いが少し違うのはマジェンタ)

そして、今年早くも咲き進んでいたのは「プロスペリティ」です↓

4月下旬からG・Wにかけて一気に咲き進みました(*’▽’) こんなに早く咲き進んだのは今まで初めてかもしれませんね~!

純白色の房咲きはエレガントなブーケのようで、毎年バラ庭を素敵に演出してくれます。

このバラは比較的に花持ちが良く、育てやすい品種なのでお勧めの蔓バラです!

(プロスペリティ満開になった際は、後ほど別記で載せたいと思います。)

お次は昨年秋に仲間入りしたばかりのバラ「ニューウェーブ」です(^^)/

三分咲き~五分咲きの様子↑

本当に色合いがエレガントな雰囲気で、とても美しいバラだと思っています!

ほんとにエレガントな感じね~

七分咲きくらいになった頃が一番素敵に見えますね~外側は薄い色ですが、中心のラベンダー色(パープル色)がとても綺麗です(*’▽’)

咲き進むとフリル状の大輪になり、花持ちも良い感じです。これから先どんどん花数を増やしてくれればと期待しています!

昨年秋の「ニューウェーブ」我が庭デビュー記はこちら

続いては、昨年我が庭の香り1位となったバラ「マダム・エルンスト・ガルバ」です↓

今年は意外にも早咲きで、しかも沢山咲いてくれた感じです。昨年に肥料を多めに与えたのが良かったのか、シュートも5本程出てきて嬉しいほどに生長してくれました(*’▽’)

この春は見違えるほど花付きも良くなって、次々に花を咲かせてくれたので嬉しいかぎりです!

強香バラなので、切り花飾りにしても庭にしばらく香りが感じられます~花弁がギュっと詰まったコロンとしたカップ咲きです!(今年も香りのバラ1位になるでしょうか・・)

*昨年の「我が庭に咲くバラ・香りベスト10」のページ

今年なぜか色合いが変わって咲いたバラ「ルナミスト」↓

我が庭で唯一のイエロー系のバラ(古株)ですが、今春の開花の際に一輪の変わった色合いを見つけました( ゚Д゚)

クリームイエローにパステルピンクが半々の花弁になっていました!(変異?)

これは以前にも記していたのですが、ドクターヒューイという品種の根を共有している影響で、遺伝子が混合して色合いを変異させたのだと思われますね~

今のところ一輪しか見当たりませんでしたが、まだ蕾がけっこう付いているので他にも変異色が咲くかもしれませんが、遺伝子により色合いが混合するのを今回観れましたね~(^_-)-☆

早咲きのラストは西側に咲いた「フランソワ・ジュランビル」でした↓

このバラは8m~10mにもなる大型の蔓バラで、広い壁面を覆うのに適している品種ですね。枝もしなやかで棘も少ないため、自由に誘引することができます。ピンク色の中輪タイプです。

↓おまけ

この5月早々の中庭の様子↑

様々な花たちも春の陽気に次々と咲いていき、春らしい華やかな雰囲気になってきました(^^)/

春バラの世話をしつつ徐々に初夏の準備もしながらと忙しい季節になっていますが、バラたちの香りも味わえるので癒されながら頑張っています(^^♪

次回へつづく・・


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