久しぶり開花ばら「フェリシア」と今春もピンク色から「エゼル」レポ

今回は、我が庭のバラ仲間で久しぶりの開花を見せてくれたバラ「フェリシア」の蕾から開花までと、今春もピンク色の姿から魅せてくれたバラ「エゼル」について綴っておきたいと思います。

今までに我が庭のバラ仲間になった品種は沢山ありますが、その中には病気や害虫によってすでに芽吹かなくなってしまったものも少なからずあります。

以前には毎春に開花を観れたバラが、いつの間にか季節になっても蕾さえ付かなくなってしまうのは寂しいものです。

そんな中で今回の「フェリシア」は久しぶりの開花姿を見せてくれましたので、とても嬉しいものでした。

それではさっそく、その「フェリシア」の開花レポから。後半は我が庭のレギュラー「エゼル」レポ、そして今回は追記として「花園ばら店訪問」を記しておきます。

 

久しぶりに開花を観れた薔薇「フェリシア」

実は以前は開花していたこのバラ品種「フェリシア」は、すでに数年前からなくなっていました。しかしもう一度開花を観たいとの思いがありましたので、この春に新苗を見つけて植えることができたのです。

以前の「フェリシア」旧ページ内

 

今春5月下旬、地植えしておいた「フェリシア」の蕾があがってきました!(お久しぶりです~(*’▽’))

本来、初めに付いた蕾は取り除いて株を充実させるほうが良いのですが、一番花の開花を観たい気持ちでいっぱいだったので、やっぱり切ることはできませんでした・・

すでに緑のガクを破って中の花弁が少しだけ見えていました。この状態なら久しぶりに開花を見れそうです!

 

雨が降り続く時もあったせいか開き方が遅くなった様で、それから一週間くらいは経過したと思います。ようやくガクから花弁の色が分かるようになります。↓の写真

 

ほんのりとピンク色をした花弁が膨らんで、蕾に付いている雨の雫が光っていました。ここまでくればもう大丈夫だと思います。(^^)!

間もなく、ガクが全部下へめくれて大きく膨らんだ花弁が観れました~↓の写真

サーモンピンクの色をした花弁が全部出てきました。後ろにも2番目の蕾が膨らんでいますね。

今のところこの二つの蕾しか見当たりませんが、両方の開花を観れるでしょう!

そして数日後、二つとも花弁を開き始めていました。ここのところ雨が続いていたので開き具合が遅くなりましたが、やっとバラらしい姿になってきました。

中心はサーモンピンク色の花弁で、外側は淡いピンク色になっています。

↓後日、外側の花弁が大きく開いていました!写真でも分る通り、ほんとに綺麗な色でした(*’▽’)・・

ほんと、きれいな色ね~!

少し気温も上がってきて、少しづつですが綺麗な花弁は開いていきました。優しい色合いの中輪咲きです。

まだ新苗ですので花数は少ないですが、花付きは良い品種みたいなので生長していけば沢山蕾が付くでしょう。

また返り咲き品種ですので、春だけでなく秋から初冬くらいまで開花を観られるかもしれませんね!

棘も少なく枝も細めなので、扱いやすいバラだと思います。アーチやフェンス、トレリスなどに誘引するのが適しているでしょう。香りは中香で、ムスクの香りが少ししました。

今春は終わりみたいですが、また今年の秋に咲いてくれたらいいなぁと期待しています(^^)/

 

*最後に、このバラについてメモしておきます。

フェリシア Felicia

1928年  イギリス

 ハイブリッド ムスク

繰り返し咲き   中香

花径 7㎝  樹高 2.5m  トゲは少なめ

 

ばら辞典より

(画像は我が庭のバラ)

 

以前の我が庭バラ(フェリシア含む)のページはこちら

 

昨春に続きピンク色から始まる「エゼル」の開花

 

昨年大きく育ち過ぎ、思い切ってバッサリとリセットした我が庭のばら「エゼル」でしたが、それにもかかわらず今年も大きく生長し伸びています!

 

昨年の「エゼル」の様子はこちら

 

↓の写真 今春5月下旬の様子です。遅咲きの「エゼル」蕾が多いです!

ランブラー系統はとても強いので、また生長も早いですね~(^_-)-もうすでにシュートが、あちらこちらから出てきています。

雨上がりに蕾を見たら、今年も淡いピンク色になっていました。(昔は白っぽかったのです・・)

本来はホワイトなのですが、一昨年あたりからピンク色に変異しています(#^.^#)不思議にも・・

それにしても、すごい蕾の数ですね~!(この箇所以外にも沢山あります)

次々にガクを破って、蕾から淡いピンク色をした花弁が出て膨らんでいます。

エゼル」って、ホワイトのはずですが、ピンク色の開花もあるのかな?それとも枝替わりとかでしょうか・・↓の写真

きれいなピンク色で咲いたわね~!

後日、淡いピンク色で開花が進んでいました。一枝に20~30もの蕾が付く房咲きになります。

花径は3cmほどの小輪ですが、たくさん咲くと雪が積もった様に綺麗に観えます。(白の房咲きになれば・・)

沢山の蕾が膨らみ、開花に向かっています。他の枝には2輪が開いていて、ごく薄いピンク色です。枝によって色合いが少し違っている様な気もします。

「エゼル」は我が庭のバラの中では、一番遅い開花品種となっています。

数日後、ピンク色の花弁がホワイト色へ近づいてきました。やっぱり最後はホワイトになっていく花が多いみたいですね~

この我が庭の「エゼル」も長寿になっているバラで、根元がとても太い木みたいになっています。それだけ丈夫になっているということでしょう。

 

花も多花性で可愛いバラなのですが、蔓があちこちに伸びてしまうので手間がかかります。特に我が庭の様に狭い庭だと、蔓の生長が5m以上では収拾がつかなくなります。植えた時はこんなに大きくなるとは思いませんでした!

今ではすごい蔓の伸長に対応するため、木の枝やアーチにまで誘引してあります。もしかしたら、初心者では管理が大変かもしれません。

間もなく6月に入りますが、もうすぐ我が庭の「エゼル」は満開を迎えるでしょう。

梅雨になると雨の日が多くなり湿度も高くなっていきますので、病気(うどんこ病)や害虫にも奮闘しなければなりませんね。

また満開の華やかな様子を撮れましたら、追加画像を載せておきたいと思います。

 

つづいては今回の追加レポ「花園ばら店訪問」です↓

久しぶりの「花園ばらショップ」訪問レポート

5月下旬、久しぶりに埼玉県の花園バラ園(ショップ)へ寄ってみました!

 

前回の訪問レポートはこちら

 

およそ2年振りに近くを通ったので、少し足を延ばして寄ってみました。(この寄った日は、残念ながら最盛期は過ぎていましたが・・)

ここは薔薇を中心に育てて販売している大型園芸店です。⇒詳細は別ページ(旧ページ)を参照

薔薇がメインなので沢山の品種が販売されています!

今回お邪魔すると、以前には無かったバラのアーチが設置されていました。↓

今年は薔薇の開花時期が早かったので、訪問した日は少し最盛期を過ぎていたようです。

最盛期よりも花が半分以上咲き終わっていましたが、それでも綺麗な模様は残っていたので撮って来れました。

少し話を伺うと、最盛期だった2週間前にはとても華やかな景色だった様で、大勢の人たちが訪れてバラの饗宴を楽しんでいったそうです。(寄るのが遅かったみたいで・・羨ましい・・(-_-)

 

バラの苗は主に大苗が多く、だいたい¥2000~¥5000で販売されていました。その他にもお洒落な園芸雑貨やバラ以外の花苗もあります。

できれば来春は最盛期に訪問して華やかな薔薇の饗宴を楽しみたいと思っています!

次回へつづく


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