優しい癒しの薔薇「ジュノー」の蕾から開花レポ&今春の「花久の里」

今回は、我が家ナンバー1の優しく癒しを与えてくれる薔薇「ジュノー」の蕾から開花レポート&追記として、今春の「花久の里・バラ園」の様子を少し載せておきたいと思います。

前年も「ジュノー」開花レポを記してありますが、毎年その様相や撮れ方も違いますので比べてみるのも面白いかもしれません。蕾から花弁が開いてくる状態(三分咲きや五分咲きの様相)を撮っておくと、そのバラ品種の開花するまでの特徴も分かりますね。

優しい癒しの薔薇「ジュノー」

それではまず、ジュノーの蕾から観てみましょう。

5月中旬に入り、いくつかの蕾がガクから出てきて淡いピンク色の花弁を広げ始めています。

3つの蕾のうち1つだけ、コロンとした丸い蕾から花弁を開かせていました。

白と桃色が混ざり合ったグラデーションの丸い蕾が、次々に増えていきます。

花弁の縁は、少しフリル状になっている感じですね。

ピンク色の外側の花弁は時間が経つにつれて純白色へと変わっていきます。

三分咲きくらいになると丸いカップ状になり、淡いピンク色(ピンクホワイト)になっていきました。丸い様相になったこの状態も、また綺麗で優しい癒しを感じさせますね。

そして、コロンとした形から中に詰まっていた沢山の花弁が外へ広がっていきます。

薄い花弁がディープカップ状の5分咲き~七分咲きへと移っていきました。

中心には、ぎっしりと詰まっている花弁の束がある感じですね~!


やがて「ジュノー」はたくさんの花弁を開いていきます。蕾の時は上を向いていたのですが、開いた花弁の重みによって下へうつむいていきます。

下向きにうつむいている様子は、まるでウエディングドレスのパニエの様です。

この様相は観ているだけでも優しく癒されますね♡

とても素敵な状態の時に撮れたので、本当に今回はラッキーでした!

花弁が何枚も重なっていて、ひらひらとした透き通った様な一枚一枚が美しいので、薔薇の花弁ではNo1かもしれません。

全開の状態になると大輪となります。(蕾と開花の状態が一緒に写っていますので比較できますね)

香りも強香なので、すぐに香りが感じられます。優しく癒しのバラという表現のほかに、エレガント&優美な薔薇ともいえるでしょう。

今年の春は蕾をたくさん付けてくれたようで、次々と開花する「ジュノー」をみることができそうです。

たくさんのウエディングドレスで「ジュノーコーナー」が華やかになれば最高です!

*ジュノーの詳細はこちら(前年ページ)


今回の追記(おまけ記)

今年の春は【コロナ自粛】によって、花のイベントが全て中止となってしまいました。

バラの愛好家としても大変残念ですが、幸いにも我が庭に咲くバラ達だけはこの様にレポ記を綴ることができています。

そんな中で用事帰りに「あのバラ園今年はどうなっているだろう?」と寄ってみても、やはり閉園しているところが多いです。

この春バラの季節、「花久の里」内にあるバラ園の前を通った時に寄って少し覗いてみたのです。

門の外ですが、4色に広がる綺麗な花畑がとても綺麗に造られていました。人間はウイルスによって混乱させられ自粛に縛られていますが、花たちは自粛なんかせずに思いっきり密集咲きしてました!

門は閉ざされていて中には入れませんでしたが、外側にもバラが植えられているので観ることができました。園内のように広い区画ではありませんが、薔薇が元気よく咲いているのが撮れました。

バラの最盛期ですので、様々な品種のバラが綺麗に開花していたのです。

正門の前には昔から作られていた「薔薇の区画」、ここは門外なので観れました。

毎年春にはイベントが開催されているのですけれど、今年は残念ですね~

野菜やバラの苗を販売している店は営業していましたが、バラ園は入園禁止となっていました。

(進入禁止ということで、ロープが張られていました・・)

バラ園を管理する係の人たちは通常通り来ている様で、綺麗に整理されていました。次回の開園へ向けて新しい品種などを植えているのでしょう。

まだ増設されて数年ですので、これからが楽しみなバラ園です。十年も経てば根も増え、蔓が伸びて多くの花で地面も見えなくなるでしょう。

前年春の様子はこちら


今回も我が庭に咲く美しいバラについて記しておきましたが、今年は次々に新しく仲間入りした品種が花開いてくれていますので次回は再びそのレポを予定しております。

つづく