今春の我が庭に咲いたバラの中で、梅雨にも再び咲いた【四季咲き・返り咲き】品種集(まとめ)として今回は綴っておきたいと思います。
今年春のバラ最盛期が終わった5月の下旬から6月中旬は、一旦剪定期に入ってほとんどのバラは観られませんでしたが、6月下旬に入って「四季咲きや返り咲きの品種」が ぽつりぽつりと咲き始めました。
梅雨時期の真っただ中でも、いくつかの品種は蕾を付けて再び花を開こうとしています。その自然の摂理・生命力は本当に素晴らしいと思います。
一旦.春の開花を終えていた我が庭のバラたちでしたが、6月下旬から7月にかけて再び花を咲かせる品種が意外に多いのです。
梅雨時期に入った6月の下旬、四季咲きと返り咲き品種のバラたちが続々と咲き始めます。春季とは違ってそんなに沢山の花は咲かせませんが、14~15品種くらいはありましたので簡単にまとめておきます。
*梅雨時期に咲いているため、ほとんどのバラに雨露が付いています!
【プリンセス・シャルレーヌ・ドゥ・モナコ】
前記でも綴った通りに、このバラは花形・香り共に1位に輝いた品種でした!
梅雨時期に入って雨の露が花弁に沢山付いていますが、やっぱり7分咲きの様相が一番きれいですね~!
やがて咲き進んでいくと、淡いアプリコットピンクがペールピンク色へと変わっていき、心地良い香りを放っていきます。
*冒頭の写真も「プリンセス・シャルレーヌ・ドゥ・モナコ」です。
*前記(今春)の「プリンセス・シャルレーヌ・ドゥ・モナコ」はこちら
【レオナルド・ダ・ヴィンチ】
雨の中でも、鮮やかなローズピンク色に咲いていました。コロンとしたカップ咲きが可愛い感じ。
連日の強い雨に打たれていながらも、元気に花弁を開かせます。強健で雨にも負けないバラ品種です!
【 ルナミスト 】
返り咲き品種の「ルナミスト」が、梅雨時期に咲き始めました。例年この時期に咲くことはありませんので、今年は珍しいかもしれません。
春季には綺麗に沢山の開花を見せてくれましたが、やはり雨も多く湿気も高いこの時期だと沢山の蕾を付けるのは厳しいのかもしれませんね。
連日の強い雨に打たれて傷み茶色になっていますが、他にも蕾が付いていましたので 後日またいくつかの返り咲きを観れるでしょう。
【 クリスティアーナ 】
我庭の東側に植えてある「クリスティアーナ」も、この梅雨の時期に返り咲きしていました。
1花だけではなく、他にもいくつかの蕾を付けていましたので、少しだけ長く楽しめそうです。
連日の雨に打たれていますが、意外に綺麗に咲いていましたね。
花弁の重なりがとても綺麗なので、私のお気に入りの品種なのです!(もちろん花形ベスト10にも入っています・・)
花弁色もソフトピンク色なので、クラシカルな雰囲気のバラです。
今年は新しいシュートが沢山出てきているので、来春はもっと沢山咲くこと楽しみにしています!
【 ピエール・ドゥ・ロンサール 】
殿堂入りバラですので、ほとんどの人が知っているバラ品種です(^^♪。
梅雨時期に返り咲きしている姿を撮っておきました。この写真の三分咲き程の姿も素敵ですね!
激しい雨にも負けず、綺麗に咲いてくれた花姿が観れました。
このバラは夏や冬には開花を観られませんが、まだこのくらいの時期なら少しだけ姿を観られます。
雨続きなので黒点病が出てきてバラを傷めていますが、新しいシュートも出て新葉も茂ってきています。
白にピンクの縁取りが入っている花弁は、しっかりとしていて花持ちが良いので長く楽しめました。猛暑の夏が来るまでは、もう少し楽しめそうです!
【 ソンブレイユ 】
春の剪定で一旦終わったものの、梅雨時期になって再び沢山の蕾を付け咲き始めました!
雨露の重みで下へうつむいていますが、これもまた見上げる様に誘引してあるので、エレガントな感じでフリル状の花が美しくドレスの様に見えました(#^.^#)。
この「ソンブレイユ」は本当に剛健品種みたいで、毎年ですが梅雨にかかわらず暑い夏でも冬でも(真冬以外)咲く、まるで連続咲きバラみたいですね!
咲く時は、毎回沢山の花を付けるので遠くからでも純白色の花が目に入って、道行く人たちが
「バラが綺麗ね~!」と喜んで観て通ります。
バラたちの最盛期が終わった時期でも、この梅雨時期でも華やか&上品に咲いてくれるのです!
全開になると花弁はしっかりと開き、真っ白(純白色)となり間もなくパラパラと散っていきます。
その香りに癒されながら、早めの花ガラ摘みをしています。
【 ホワイト・ラ・フランス 】
このバラも四季咲き品種なので、この梅雨時期でも花を付けていました。
ステムが細いので、ひっそりと下にうつむき加減に咲いていますが、玄関先で良い香りを漂わせています。
ペールピンクの花弁色から、しだいにホワイト色へ変わっていきエレガントな雰囲気になっていきます。
まだ我が庭に仲間入りして間もないので、花数も少ないですが、比較的丈夫な品種みたいですのでこの先も期待ができそうです。
【 コーネリア 】
春に咲き誇っていた東側の「コーネリア」は、夏用剪定し終わった後にも新芽が出てきて蕾を付け始めました。
そして梅雨に入る頃になって、再びいくつかの房咲きを始めたのです。
咲き進むと淡いピンクかかった花色になり、とても綺麗で可愛らしい感じがします。
6輪ほどの房咲きになりますので、ボリューム感があります。
色合いも濃い目のサーモンピンク色なので、アンティークな薔薇の庭を演出してくれます。
雨に打たれても花はそれほど傷みませんし、比較的、病気にも強いので育てやすいです。
大型品種の蔓バラになって細めの枝を自由に伸ばしていくため、誘引に困惑されながら育てています。
ただし、今は自然樹形にしていますけど・・
【 ボレロ 】
意外にも梅雨時期に入って、気が付かないうちに花を開かせていました。
なかなか大きく育たなく今のところ小さなままですが、花弁はしっかりとして開いていました。
純白のカップ咲きがいつ見ても綺麗で、香りも抜群なのです!
来春はもっと大きく育ってくれることを願っています。*前記の「ボレロ」はこちら
【 グリーンアイス 】
鉢植えしてある方の「グリーンアイス」。切り戻し後の梅雨時期に再び蕾を付けて開花してきました。
ジニアのピンク色とネメシアのホワイト色とコラボしています。
小輪の花ですが、たくさん咲くととても綺麗で優しいガーデンを演出してくれます。
香りが無いのが残念ですけど、枝はしなやかで棘もそれほど多くないので扱いやすい品種だと思います。
【 ジェネラス・ガーデェナー 】
今年は生長も良好でシュートも出始めて、梅雨時期でも蕾が付いて花を咲かせていました。
シルバーピンク色の様な花色がとても素敵です。大輪なので見ごたえがあるバラです。
【 プロスペリティ 】
1ヵ月ほど前、バッサリと夏の剪定をしてから半月経過後、次の花芽があがって蕾がちらほら付いてきました。
梅雨時期の6月の終わりから7月上旬にかけて、少しづつ花を開かせ始めました。
春季と違ってぽつりぽつりですが、花弁も変わらず綺麗な純白色で房咲きのブーケの様になりました。
根元や茎から新たなシュートがどんどん伸びて、益々大きく生長しています。(*’▽’)
【 アンジェラ 】
春の開花後に一旦剪定をしましたが、この「アンジェラ」も四季咲き品種なので梅雨時期にも花を咲かせます。(剪定をした後、3週間ほどで再び花を付けました)
やはり春季ほど多くはありませんが、裏庭の東側コーナーを彩ってくれる長寿薔薇になっています(真夏と真冬以外は常に花を開いている感じです!
雨露に濡れて花がこんにちわ!している様です(^-^)
【シティ.オブ.ヨーク】
春季には沢山の花を咲かせて、我が庭の東側に咲き誇っていた「シティオブヨーク」でした。
春だけの一季咲きですが、なぜか?今年はこの梅雨時期にも僅かに花を咲かせていました・・。
♢~追加~♢
ミニ薔薇 コルダナシリーズ?
鉢植えしておいたミニ薔薇の一種が、梅雨の時期に綺麗な開花を魅せました。
紫色をおびたビビットな色のミニ薔薇で、名前は分りませんが、綺麗な丸弁咲きの花姿です。
梅雨に咲く美しいミニ薔薇に魅了されました!
ミステリアスさのある美しい薔薇ね~!