新入りばら「シュパリースホップ」&今春の「マダムエルンストガルバ」

今回は、我が庭の今年9つ目になる新入り薔薇「シュパリースホップ」、正式名は「ローゼンドルフ・シュパリースホップ」の蕾から開花までについてを綴っておきたいと思います。

また後半は、我が庭の中で比較的長い付き合いになっている上品な薔薇「マダム・エルンスト・ガルバ」の今年の開花記録を載せておきます。

最初に「ローゼンドルフ・シュパリースホップ」からですが、正式名称がとても長いので「シュパリースホップ」と略称しています。

 

蕾から優しい色合いの「シュパリースホップ」蕾から開花まで

今春、大型園芸店で新苗を見つけ購入してきた「シュパリースホップ」というバラの開花レポです。

まずはじめに、この薔薇「シュパリースホップ」について調べてみましょう。

ローゼンドルフ・シュパリースホップ

Rosendorf・Sparrieshoop

1988年 ドイツ

四季咲き つるバラ系(CL)

波状弁平咲  花径: 8~10 cm 中輪 

花弁数: 15~20 枚

樹高: 2~3 m つる性シュラブ

芳香 やや中香

1991年JRC銅賞

ばら辞典より

(画像は我が庭のバラ)

この春は欲張りすぎて、例年よりもずっと沢山の新しいバラを仲間にしてしまいました!狭い庭にもかかわらず今年は多くのバラを迎えてしまったので、植える場所もひしめき合っている感じになっています。

そんな庭の状態の中、今回の新しい仲間「シュパリースホップ」は半日陰でも大丈夫そうなので、バラがあまり植えていない半日陰場所に地植えすることにしました。

 

ほとんどのバラは陽当たりの良い場所で育てるのが好ましいので、その植えた場所では心配がありましたが 後日無事に蕾の膨らみを観れて安心しました。↓の写真

きれいな蕾ね~!

とても淡いピンク色をした、本当にきれいな蕾でした!

そして数日かけて少しづつ、この綺麗な花弁は開いていきます。

3分咲きくらいになっていきます。淡いピンク色を超えた極薄い色合いが何とも言えませんね~(#^.^#) ウェーブかかった花弁も優雅な雰囲気で、とても魅了されます!

↑の写真 五分咲きくらい

この薔薇は花持ちがとても良いみたいですから長く楽しめそうですね。まだ小さな新苗なので弱々しく見えますが、耐病性もあるので強く育ってくれるのを期待しています。

四季咲き品種なので、秋にも咲いてくれるみたいです。照葉と太い枝が特徴の強健種ということで、半日陰でも大丈夫なのかもしれません。

↑の写真で見ても綺麗な色の花弁です。花径は中輪で、花弁数は15~20枚程。

蔓性のシュラブ樹形で3mくらいの樹高になるので、様子を観ながらフェンスやポールに誘引していく感じです。

雄しべ雌しべが見えるようになり、花弁が全開へ移ると色もさらに薄くなっていきます。花弁の重みでうつむき加減になっていますが、すでに後ろには新しい蕾が順番を待っているようですね!

バラ辞典に書いてあった通りこの「シュパリースホップ」は花持ちが優秀で、咲いてから1週間も花を付けています。

何度も咲いてくれる性質みたいなので、まだまだ蕾を付けそうですね。この薔薇を植えた箇所は、我が庭の主要な場所ではありませんが、元気良く育って沢山の花を見せてくれるよう期待しています。

*また沢山の花を咲かせたら撮って載せてみたいと思っています。(^^)/

上品な名前通りの薔薇「マダム・エルンスト・ガルバ」今春の開花

続いては、我が庭のバラで比較的長い付き合いになっている「マダム・エルンスト・ガルバ」です。

毎春に沢山の花を咲かせてくれるというわけではりませんが、毎年 優雅にひっそりと咲いているという特徴のあるバラです。
5月中旬、東側に(見落してしまいそうに小さな)サクランボの様な形の蕾を見つけます。
すでにガクを破って、ふっくらと丸めに膨らんでいました。

この場所はすでに「ロサキネンシスアルバ」や「シティオブヨーク」などの大型蔓バラが育っている場所なので、この時期は半日陰になっています。

 

なので、古株の薔薇がまるで追いやられてしまった感じで、生長があまりおもわしくなかったのですが、今年初めて枝からシュートが出て蕾も見れたのでホッとしました。
今のところ、そのシュートもどんどん伸びて大きくなっているので嬉しいですが、他の元気な蔓バラに負けないように育てていこうと思います。

雨に打たれて少し傷んでしまいましたが、またひと廻り大きく膨らんできました。

 

この薔薇「マダム・エルンスト・ガルバ」は本当にデリケートみたいで、花弁が開くのに(他のバラ達に比べて)けっこう日数がかかっているようでした。
ローズピンクの花弁を懸命に開こうとしている様は、とても応援したくなる思いになりますね(^^)!

 

バラ辞典にもあったように、この「マダム・エルンスト・ガルバ」は 1888年フランスで作出されたブルボン系の中輪バラです。(由来を調べると、エルンストガルバという園芸家のご婦人の名前を付けたとありました。)

 

*今年も無事に開花を魅せてくれました(^^)/ ↓の写真

上品な雰囲気のバラね

色合いもエレガントですが、クラシカルな雰囲気も感じさせます。

樹高は3mくらいのシュラブ形、香りは強香でフルーツ香とダマスク香が混ざった感じです。

花形はカップ咲きからクオーター咲きに変わっていくタイプです。内側の花色は濃い目のローズピンク色ですが、外側へ向かって淡くなっています。(1輪でピンクのグラデーションが楽しめます・・)
枝もしなやかなので、窓辺などに誘引しても良い感じかもしれません。
上の開花した写真ではもっと開くと思っていましたが、雨も続くようになりこのデリケートな「マダム」は傷んで萎れ、残念ながら散ってしまいました・・(-_-)

春から夏にかけての間、この季節は天候によってもバラ達の表情は大きく左右されてしまいますね~!やっと花を咲かせた時に、雨に打たれてしまうと花弁も傷んで落ちてしまい、とても残念な気持ちになります。

 

こんなデリケートな薔薇ですが、数個でも同時に開花を観られた時は必ず感銘を受けるお勧め品種と記しておきましょう!
また感動の開花を撮れた時は、必ず載せたいと思っています。

♢今回のおまけ記♢
我が庭に咲いた主なバラ達の綺麗な姿を切り花をして飾りました。色とりどりの花がエントランスに迎えています。
左から「ジャストジョイ」「ロココ」「プロスペリティ」の薔薇が綺麗なパステル調の色を競い合っている感じです!脇役の花たちもきれいですね~(^_-)-☆
5月も下旬となり、アジサイ「アナベル」の蕾が沢山出てきました。真っ白な花を咲かせますので、とっても楽しみです。エゼルの根元に植えてあります。
↓の写真 「プロスペリティ」が満開となって、純白のブーケみたいです!
毎年たくさんの花を咲かせてくれるので、とても嬉しい思いです!一枝でもボリュームがありますね(^^♪
↓の写真 5月下旬に入って、西側の庭を華やかにしているバラ達です(^^)/

きれいなバラが満開ね~

赤い「ドクターヒューイ」が満開を迎えました。黄色の「ルナミスト」との競演で、とても庭が華やかになっています。

このバラは一季咲きなので、思いっきり咲いた後は来年までお預けです・・でも来年はもっと生長して、たくさんの花を観られるでしょう!(^^)/
プリンセス・シャルレーヌ・ドゥ・モナコ」が上を向いて咲き誇っていました。奥に「アンジェラ」が満開になっています。↓の写真

2番花が咲いて、次々と蕾が付いて膨らんでいます。花色や花形、香りと全て素晴らしいバラです。
今のところ、我が庭でベスト1の薔薇だと思っています!(他にも素敵なバラが沢山あります・・)
《今春のばら最終記に「我が庭のバラ・ベスト5」特集を作成する予定》
次回へつづく