今春の我庭バラ開花レポの第7回は、「シティ・オブ・ヨーク」&「ピンク・クラウド」について記しておきたいと思います。
5月に入って気温も上がってきたので、我が庭の様々なバラ達が次々と咲き始めました!
我が庭では北側を除く東側や南側そして西側に様々なバラ品種を植えていますが、やはり品種によって陽当たりに関係なく早咲きと遅咲きは、その薔薇の性質通りになってる様です!
今回の「シティオブヨーク」と「ピンククラウド」も植えてある方向が東側と西側で陽当たりの影響が全く違いますが、ほぼ同じくらいに蕾を膨らませていました。
それでは始めに、東側の「シティオブヨーク」から観ていきましょう。
4月の下旬、我が庭の東側に植えてある大型の蔓バラ「シティオブヨーク」がたくさんの蕾を付けていました。ここは「ロサキネンシス・アルバ」が咲くアーチトンネルのすぐ隣になっています。
その中の一つの蕾が緑色のガクをいち早く破って花弁を見せていました。花弁の色が黄色に見えています。(最初の外側花弁は色が黄色なんです!)
5月に入って、だんだんと花弁は外側へ開いていきました。3分咲きくらいでまだ花弁色が、クリームイエローですが、とても可愛らしいです。
間もなく一番外側の花弁が開ききりましたが、真ん中の花弁はピンポン玉の様に丸くコロンとした状態でした。東側は朝陽が良く当たるので、明日にはもう一枚開くでしょう!
↓の写真、内側の花弁が開いていく様子です。
黄色に見えていた花弁はいつの間にか白っぽく変わっていました。薔薇にしては変わった形の花弁に見えますが・・
↓の写真 このくらい(五分咲き~七分咲き)が一番綺麗な薔薇の姿だといつも思います!葉っぱも艶のあるしっかりとした濃い緑色をしていますね。
小さな蕾も一緒に写っていますが、枝の栄養によっても咲く速さが違ってくるのでしょう。
五分咲きから七分咲きへいくにつれて、だんだんと白い花弁へ色が変わっていきます。
この東側は「ロサキネンシス・アルバ」が咲き終わった後、この「シティオブヨーク」の花色とまたその隣に咲く蔓バラの「コーネリア」の競演が始まりそうです。
きっとピンクとホワイト色の華やかなコーナーになるでしょう。
↑の写真 「シティオブヨーク」が全開になりました。大輪のカップ咲きで、花弁は多くはありませんが、房になって咲いた状態になれば見事に咲き誇っている感じとなります。
陽当たりが良い場所によって、花弁が全開になると雄しべ雌しべがしっかりと現れます。花の直径が大きいので、とてもボリュウーム感があります。
まだ沢山の蕾が付いているので、全て満開となるのが楽しみです!
*後日、満開の状態が撮れたら追加で載せたいと思っています。
こちらも4月の下旬、大きく目立つ赤い色の蕾が膨らんでいました。
目立つローズピンク色の蕾は、先がつんと尖っていて大きな蕾でした。この蕾のサイズだと、けっこう大きな花径のバラだと誰でも予想できますね。(大輪の1輪咲き)
一番外側の花弁が反り返ってきました。ステムは長くてしっかりしています。花弁の色がとても明るいローズピンク色になっています。
少し時間がかかりましたが、数日後にだんだんと大きな花弁を広げ始めていました。この目立つビビットピンク色は、緑色の葉っぱに映えますね~
こうして大きな花弁が開いていくと、(淡い色の花が多い庭では)とても目立つ花弁色だと感じさせられます・・。五分咲きになると、半剣弁高芯咲きになってきます。正に美しい一瞬です!
下の写真↓ 快晴の日で陽当たりが良い場所にあるため、眩しく輝いている花弁色に撮れてます。(眩しいので注視注意!)
一気に大きく開いた「ピンク・クラウド」CLは、外側の花弁がめくれる形で、その重さで下へ垂れる様な姿になっていました。外径はおよそ13cmほどあるので、おそらく我が庭の薔薇では一番大きい花径かもしれません。
数年前に購入したこの大輪の薔薇「ピンククラウド」は蔓バラなのですが、大きめの鉢に植えているので地植えと違って そんなには大きくはなっていません。
コンパクトに抑えていますが花が大きく色が明るいので、我が庭の薔薇品種では少数精鋭の価値といったところでしょうか・・現時点では3~4輪程が咲きました。(↓の写真)
今の時期、時々アマガエルさんが遊びに来て、ひょっこり花弁の中から顔を出したりします。そんな大輪の「ピンククラウド」ですが、この薔薇は黒点病になりやすいので梅雨時期は注意が必要です。
また、雨が降った後などは花弁や葉っぱが痛みやすく、見た目も悪くなってしまいます。この時期には、咲き終わった花ガラ摘みや病気の葉っぱ取りなどで忙しくなりますね~
最後に↑の写真は最大に開いた様子ですが、赤い花火の様に見えますね!
次回へつづく