春バラ「ロサキネンシス・アルバ」開花レポ&新入りバラ品種「エル」

我が庭にある春のバラで、今年の一番開花「ロサキネンシス・アルバ」と「ルナミスト」そして、今回は新入り品種「エル」について記してみたいと思います!

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まずは今年の春(4月)開花した「ロサキネンシス・アルバ」から経過を見てみましょう。この薔薇は、毎年春になると我が庭の東側にバラのトンネルを作って見事に咲き誇るバラです。

4月上旬、今年もたくさんの蕾が付いてきました。午前中の陽当たりの良い箇所から蕾は大きくなっていきます。やがて、蕾のガクを破って花弁の束が見えてきます!(下の写真)

この薔薇は早咲き品種なので、毎春一番に咲いてくれるのです。蕾もたくさん付けるので、まさに我が庭に咲き誇るバラ品種の一つになっています。

上の画像の通りに始めは濃い目のピンク色に見えますが、しだいに蕾状態から花弁は薄い色へ変わり白色へ近づいていくのです。(下の写真へ)

卵型のような可愛らしい蕾になりました。明るい葉色と白い蕾のコントラストが綺麗ですね~!少しづつ花弁が外側へ開いていくと、下の写真の様に3分咲き程になります。

花弁が外側へ開いていく様子です。朝の陽射しに透明感のある花弁が輝いて見え、エレガント&上品な形ですね~! やがて内側に作られた花弁も、どんどん開いていきます。

日に日に膨らみ続けていく様子で、上の状態は五分咲きくらいでしょうか。中にぎっしりと詰まっていた淡いピンク色の花弁が見えてきました。丸みのあるコロンとしたこの状態が、薔薇の可愛らしさを特に感じさせられる姿だと思います。

↑の写真は、七分咲き程になった様子です。(後ろに蕾がいくつも見えますね!)

そして、完全開花へと進んでいきます。(下の写真)

暖かい日も多くなってきたので、花弁も大きく広がっていきました。中心は淡いピンク色ですが、外側に開いた花弁は白色へと変わっていきます。花弁の数は多めで、オールドローズに多いロゼット咲きの花形になります。

ステムが細いので、花弁の重みによって下向きになっていきます。そのため、この品種はアーチやパーゴラなどに絡ませる様に誘引すると良いでしょう。

全開すると中心に黄色の雌しべが顔を出します。花弁もフリルの様にクシュクシュとした薄い感じになっています。下旬に向けてどんどん開花していくでしょう。

我が庭のこの「ロサキネンシス・アルバ」はアーチを使って誘引していますが、1年前にリセットしたのにもかかわらず、次の年にはバラのトンネルになるほど生育が優秀なバラです。シュートも沢山出る大型のバラ品種になるので、広い壁面を覆うこともできるかもしれませんね~!

*今年もバラのトンネルが撮れましたら、またレポする予定です!


続いての開花情報は「ルナミスト」です!

この春季「ロサキネンシス・アルバ」の開花の後すぐに開花したのは、「ルナミスト」です。

前年の「ルナミスト」の様子はこちら

例年、この2種が早咲きの順番として挙がっています。気が付くと、いつの間にかパッと開花している状態の「ルナミスト」です。

しっかりとしたクオーターロゼット咲きで、クリームイエローが優しい印象を感じさせてくれます。また、中輪タイプなので主張し過ぎず、庭を明るくしてくれるタイプだと思います。

*まだ今のところ1輪のみなので、引き続き観察してレポする予定です。

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さて、続いては今回新しく我が庭の仲間入りした、バラ品種「エル」の紹介です!

まずは、この薔薇について調べましたので下記にメモしておきます。

エル(Elle)

ハイブリッドティ

1999年  フランス

四季咲き  強香
(素晴らしいダマスクの香り)

花形 丸弁抱え咲き 12cm

樹高 1.2m

1999年バガテル国際コンクール芳香賞、2005年AARS他受賞。

薔薇辞典より

今年春に開花株を購入してきました。新苗として一番花が咲いていたので、そのまま撮っておくことができました。

花色はピンクアプリコット色で、アンティーク調の色合いが魅力的なのです!大輪のカップ咲きで、とても強いダマスク系の香りで癒されます。葉色は、艶のある濃い緑色です。

ステムがしっかりしているので、切り花飾りにも向いているバラです。今のところまだ新苗の赤ちゃんなので2番目が咲いてくれるか分かりませんが、ハイブリットティーで育てやすいようなので期待が持てますね。

この薔薇「エル」の花色は育てる場所によって変わってくるそうですが、このピンクアプリコット色のままを保ちたいと思っています。

薔薇の購入の際にはパステル系の優しい色合いの品種を選んでいますので、今回もこの「エル」に一目惚れし決めましたが、その素晴らしい香りも一番の決め手だったのです。

この薔薇も、引き続き経過を観察してレポできればと思ってます!


♢ 今回のおまけ記 ♢

我が庭に咲く花たちは、薔薇の他にも様々な種類が植えてあります。↓の画像は「ロサキネンシス・アルバ」のアーチ(トンネル)下に植えた「ミヤコワスレ」という宿根草です。

キク科の植物で淡いパープル色、中心は黄色となっていて庭を優しい雰囲気にしてくれる脇役となっています。宿根草なので毎年咲いてくれ、手間もかかりません。年々増加して大株になっております。

上の写真に写っているのは、「フランネルフラワー」です。白い花弁がもふもふしていて、葉も花もふわふわ手触りなんです!ナチュラルで可愛いいため、とても気に入っている花です。(リスの置物も可愛い!)

横にある「オステオスペルマム」も、下からどんどん蕾が上がってきて沢山咲いてきました。「ミニビオラと「バコパ「ローダンセマムムーン」を寄せ植えしてあります。

蕾も多く付き花がたくさん咲いてくるので、その植えた箇所が賑やかになってきました。今年は様々な色合いが多くなっています。

定期的にエントランス用飾りを変えていますが、今回はこの春咲いた八重咲ホワイトチューリップを切り花にしたところ、陽射しが良くてチューリップらしくない全開になっていました!(笑)

でもなんだか違った花種みたいで、不思議と綺麗に感じました。バラとビオラも挿してあるのですが、全開に開いたチューリップに隠れてしまうほど大きくゴージャスに開くのですね~!

八重咲チューリップが全開すると、こんな感じになるんだなぁと思いました・・・‼


*今年もこの記で春バラレポがスタートしました! 

我が庭バラが次々に開花し始めていますので、続々とレポートしていきたいと思います。

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