新入りバラ「ジャストジョイ」と2年目の「レオナルドダヴィンチ」記

我が庭へ今春、新しく仲間入りした7つ目のバラ「ジャストジョイ」の蕾から開花までと、2年目も元気に咲いてくれた「レオナルド・ダ・ヴィンチ」について、今回は綴っておきたいと思います。

今年はなぜか様々なバラの苗を安く手に入れることができたので、今までにないほどの新入り品種を迎えることができました!(狭い庭が新しいバラで、もういっぱいです!)

そのおかげで今春は沢山の新入り品種レポで忙しくなってしまいましたが、多くの薔薇観察レポが綴れますので嬉しい思いです。

それではさっそく、新入りのバラ「ジャストジョイ」から紹介しましょう。

アプリコット色が素敵な「ジャストジョイ」蕾から開花まで

今回レポの「ジャストジョイ」は、ホームセンターに買い物へ行った時に見つけた薔薇です。(ホームセンターにも良いバラが売ってるのです・・)アプリコット色の綺麗な咲き姿がタグ(ラベル)に表示されていて、それを見て一目惚れした感じです!

世界の殿堂入り品種”という王冠マークがこのバラを欲しくさせますね~

そしてまた、買い物に来ていたご婦人にも「私もこの薔薇を植えてるけど、いいわよ~!」なんて一言 呟かれてしまったので、気が付いたら「ジャストジョイ」と一緒にレジに並んでいました・・。

このバラは良いわよ~!

↑買物客のご婦人

 

それでは始めに、このバラの性質について調べておきましょう。

ジャスト・ジョイ
Just Joey
1972年 イギリス

ハイブリッド・ティ

大輪    強香

四季咲き    樹高 約1.5m

1994年 世界殿堂入りバラ
(一番好きなバラ投票で1位を獲得)

バラ辞典より

(画像は我が庭のバラ)

 

5月中旬に入り、購入してきた時にすでに付いていた蕾の1つが一段と膨らんでいました。運が良いことに、新苗で買った時すでに4つも蕾が見られたのです!(少し得した気分(^^)/)

本来ならば最初の蕾はカットすべきなのですが、間もなく開花しそうなその蕾の膨らみを観て、つい勿体ない感情に負けてしまいます。

スラっと伸びている茎に大きめの蕾が凛々しい感じで、ぜひ一番花を観てみたかったのです!

直立の立派な蕾(↑の写真)

木立性、ハイブリットティーで半横張りの樹形になります。鉢植えと地植え、どちらにも良いみたいですが、私はとりあえず今は鉢に植えてみました。

ガクを破って蕾の中の花弁色が分かりました。最初は銅色・黄土色みたいな色からアプリコット系の色へ変わっていきます。

大輪品種なので、すでにこの時点で大きい花弁に見えるでしょう!(下の写真)アヒルさんの口ばしに見えますね~

耐病性では黒星病は普通としても、うどんこ病に弱いようなので注意します。薬剤散布が必要ですね。

我が庭ではピンク色とホワイト色系のバラが多いので、「プリンセス・シャルレーヌ・ドゥ・モナコ」みたいな綺麗なアプリコット色の品種も増やしたいと思っています。

すぐ開花しそうね~!

雨上がりの日、淡いアプリコット色をした大きめの花弁が開いていました。五分咲き程ですが、一枚一枚が本当に大きな花弁ですね。雨の雫が花弁に光っていました。

世界バラ会議INニュージーランドの「クライストチャーチ大会」で受賞したバラ品種です。

花付き、花持ちも良い方で長く花を楽しめそうです。日向を好むので陽当たりが良いところが良いでしょう。風通しもバラには大切なので、よく観察しながら育てていきます。

やがて七分咲きになります。花の形や香りも良いバラには、とても魅力がありますね!この「ジャストジョイ」は、1.5mほどの高さに成長するみたいですから、これから花をたくさん咲かせてくれるのが楽しみです。

芳香も咲き進むにつれ、中香から強香へ変わっていくようです。フルーツの感じのとても深い香りがしました。

全て花弁が開き、アプリコット色の大輪花が風に波打つように揺られていました。大きめのフリルの様な花弁にとても魅了されますね!

アプリコット色のバラも素敵ね~!

花形は丸弁抱え咲きで、花弁の大きさは約14cmほどの大輪になりました。四季咲き品種なので、秋にも咲いてくれると思います。

ただし、鋭い棘が多いので革手袋などをして扱う必要があります。中級~上級者向けのバラ品種なので、ある程度バラの育てた経験者が良いのかもしれません。

またこの「ジャストジョイ」の2番~4番花の素敵な開花が撮れたら追加したいと思います。

*色別一覧ページ「アプリコット系色のバラ」に後日、枠追加予定!

鮮やかなローズピンク「レオナルド・ダ・ヴィンチ」開花レポ
昨春、我が庭に仲間入りした「レオナルド・ダ・ヴィンチ」。2年目も鮮やかなローズピンクの開花を魅せてくれました。
今年は鉢植えから地植えに替えたところ、どんどん大きく育って1mほどになりました! 葉っぱも生き生きとした緑色に育ち、蕾もたくさん付きました。根元のほうからはシュートも勢い良く出てきています。今は、ミニオベリスク仕立てにしていますが、伸び具合をみてアーチ仕立てにも誘引していこうと思います。
5月初旬、ガクを破った赤く目立った色が見えました。蕾が赤いイチゴみたいでした。(ツブツブがあったら完全に間違えるほど似ていました(^_-))

美味しそうなイチゴみたいね~

他の蕾たちも次々とガクを破って、赤い姿を見せ始めます。地植えに替えて正解だった様で、今年は蕾数が多いようです~ただ、蕾が沢山出てきてから開花するまでに結構時間がかかりました。
   
3分咲きくらいになりました。蕾の時は濃い目の赤色でしたが、少しづつローズピンク色へ移っていきます。一枚一枚の花弁がしっかりとした感じで、比較的厚みもあるようですね。
    三分咲きから五分咲きへ。蕾の色から比べると、色が優しくなってきました。綺麗な口紅色みたいに。 雨が降っていたのですが、このバラ「レオナルド・ダ・ヴィンチ」は雨にも強いみたいで、花弁の傷みが見られませんでした・・(^-^)
七分咲きほどになりました。内側にはもう少しだけまだ花弁が詰まっているみたいですから、間もなく全て開くでしょう。他の蕾も追いかける様に、それぞれ三分咲きや五分咲きが見られました。
↑の写真 お隣のバラ「ジュノー」の丸い蕾が寄り添うように写りました!可愛い(^-^)/

仲良しみたいね~

今年の「レオナルド・ダ・ヴィンチ」一番花の開花です!(ジュノーも後ろに写ってました・・)
全開になると、存在感バツグンな感じです。花も中輪から大輪へ変わって、花の形も良く花持ちも優秀です。ただ、微香なので香りはあまりしません。
まだ蕾がたくさん付いている様なので、満開が楽しみです(^^)/
引き続き、満開が撮れたら追記したいと思っています。

♢今回のおまけ記♢

今回は、我が庭に咲くミニ薔薇「宇部小町」の可愛い開花を載せておきたいと思います。

5月中旬、南のベンチ上に置いた鉢に可愛いパステルピンク色の蕾がありました。
とても小さな蕾ですが、美しい色合いの花弁でした。チューリップのような形をしています。
1つの鉢植えに3本植えてあったので株分けしておきましたが、それぞれ成長してきました。↓の写真 そして小さな花弁が少しづつ開いていきます。優しい色合いの花弁がとても可愛いのです!
   
後日、丸みのある花弁が開いてきました。小さな葉っぱも生き生きしています。
水切れするとちりちりになってしまいますので、これから気温も上がり暑くなりますから注意が必要ですね。
花は全開すると3cmほどの小さい花ですが、可愛いポンポン咲きになります。香りはないですが、ほんのりとした色合いがとても愛らしい感じですね~
苗はまだ小さいので、水切れしないように育てていきたいと思っています。
次回へつづく