今回は、今春の新入りばら11品種目となった薔薇「ピンク・シフォン」の蕾から開花までのレポと、今年も3色変化を見せてくれたバラ「グリーンアイス」について綴っておきたいと思います。
今年は沢山のバラ品種が格安で手に入った、とても幸運に恵まれた春でした。そしてまた、そのおかげで様々な新入り仲間の開花を観られる楽しみも増えました!
冒頭の写真に載せていますが、新入り仲間になった「ピンク・シフォン」は本当に愛らしい咲き姿を撮らせてくれました。まだ3~5分咲きほどでしたが、バラが咲いている途中の姿も素晴らしいと思います。
始めに新入りの「ピンク・シフォン」の観察レポ、そして後半は今年も3色の姿を見せてくれた「グリーンアイス」を記しておきましょう。
この春、行きつけの花屋さんで「ピンクシフォン」の苗を格安で売っていたのを見つけました。調べると可愛いピンクのばらの様でしたので(値段も魅力で・・)さっそく買ってきて、我が庭の小さな花壇に植えておきました。
5月下旬に入って、成長も順調で一枝に3つの丸い蕾が付いていました。すでに7割以上の品種が開花を見せているので、このバラは遅咲きの仲間に入るのでしょう・・
この後けっこう日数がかかりましたが、運良く虫などにも妨害されずに少しづつ膨らんでいきました。
ガクを破った時は白っぽい色に見えていましたが、しだいにピンク色が出てきます。↓雨上がりの朝に撮っています。
せっかく蕾が膨らんできたのに雨の日が多くなってきましたので、とても不安になってきました。下旬になると天候が不安定になり、さらにバラの病気(うどんこ病)も心配になります。
どうにか真ん中の蕾が花弁を膨らませて大きくなってくれました。雨の雫が蕾に載っています。↓
淡いピンク色の花弁を、僅かな力でも一生懸命に開かせようとしているのが伝わりますね~(^^)!
今年は梅雨入りが早いのか、雨の日が多くなってきました。薔薇の花弁に雨粒の降り当たる影響が心配です・・
花弁の上に輝いている雨の雫↓
雨の日も多かったためか、なかなか開花が進まずに数日が過ぎていきました。繊細な花弁には雨の影響は大きく、せっかく開こうとしている花弁も傷めてしまいます。あまり長引けば、蕾のままで茶色になり、萎びて落ちてしまいます。
そんな心配が続いた数日後、一番外側の花弁は少し影響を与えられていましたが、開き始めています!(^^)/ 3分咲きくらいになった↓の写真
雨日が多くなったので心配していましたが、新苗の一番花が開いてくれそうです!がんばれ~!(^^)!
淡いピンク色の小さな花弁が少しづつですが、外へ外へと広がっていきます。
そして、5分咲きの可愛い姿を撮ることができました。↓の写真
ピンクで可愛いわ~!
やがて、半剣弁抱え咲きからカップ咲きへと変わっていきます。中心に詰まった沢山の花弁が懸命に外側へ開こうとしているのが、とても応援したくなる気持ちになります。
そして数日経過後、七分咲きの姿を魅せてくれました。↓の写真
まだ中に花弁が詰まっている様ですが、この「ピンクシフォン」は花弁も多くクラシカルな優しい花姿ですね!
中心は淡いピンク色で、すでに外側はホワイトに近い色に変わっていました。2番3番目の花も寄り添うように咲いてきています。香りも良く、甘い香りで心地よい感じです。
フロリバンダ系で樹高もあまり大きくならない様ですので、初心者でも育てやすいと思います。また、四季咲きなので秋咲きも期待ができそうです。
これから梅雨がやってきますが、病気や害虫にも負けず育ってくれるよう願っています。
最後に、このバラについて調べておきましたのでメモしておきます。
ピンク シフォン
Pink Chiffonフロリバンダ
1956年 アメリカ四季咲き 房咲き
丸弁ロゼット咲き 花径:およそ8cm
盃状咲き~カップ咲き
樹高 0.8m
香り:強香
バラ辞典より
(画像は我が庭のバラ)
苗から開花したこの一番花は、少し眺めたこの後にカットして2番3番に譲ろうと思います。
そして2番3番の開花姿が綺麗に撮れましたら、続けて追加しておく予定です。
雨の影響によっては今春のばら季が終わってしまうかもしれませんが、返り咲きや四季咲きのバラたちもいますのでまだ楽しめるでしょう!
また可愛い姿が撮れましたら、載せたいと思っています。(^^)/
つづいて 今春の「グリーンアイス」です。
イエローからホワイトそしてグリーンへと色が変わる薔薇「グリーンアイス」は、我が庭でも一番興味深く思えるバラです。
そんな特徴のあるバラ「グリーンアイス」が今春も開花を見せてくれましたので、今回もレポしておきたい思います。
今年はこのバラを、挿し木にして3カ所に分けて植えておきましたが、今春一斉に咲き始めました。
少し撮りがボケてしまいましたしたが、手前はガクから出て膨らんだ姿と、すでに花弁を広げ始めている「グリーンアイス」です。↓の写真
蕾はホワイトアイボリー色、咲き始めはクリームイエローへ。そしてホワイトへ変わり、最後はライムグリーン色になっていきます。
3分咲きくらいになったクリームイエロー色の姿
このバラは挿し穂を土に挿してしておくと、けっこうな確率で発根しますので1株でたくさん増やせるのです。
グランドカバーに最適で、鋭い棘もなくミニラティスなどにも誘引して楽しめます。
開き進むとホワイトへ色が変わってきました。↓の写真
本当に色が変わっていくのね~!
我が庭では、花壇と鉢植えで育てていますが、今年は気温も暖かかったためか大きく生長しシュートも良く伸びました。
↓の写真は、クリーム色から純白へ2段階の花色姿が写っています!
花は小輪のポンポン咲きで、とても可愛らしいです。香りはほとんどありませんが、多花性なので沢山の花を咲かせます。
正面から見てみると丸く形の整った花姿で、葉っぱは緑の照り葉になっています。
あまり大きくならない品種だと思いますので、主に鉢植えが良いかもしれません。
↑の写真 全開になった後日、しだいにライムグリーン色になってきました。
全開に咲いてから数日経つとライムグリーン色へ変わっていくので、「グリーンアイス」と名前が付いたのでしょう。
クリーム色、ホワイト、ライムグリーンに分かれている様子を観ることができました。↓の写真
一枝に5~6輪の房で咲いていきますので、満開の時はとても美しい光景が見られます。
花持ちも比較的に良いので長く楽しめると思います。また、育てやすい品種なので、初心者でも大丈夫ですよ(^^♪
秋咲きもあるので、またもっと生長していきそうですね~!
次回へつづく