今春 我が庭の5つ目になる新入りバラ品種「ボニカ82」と、毎年春に美しい姿に魅了される西側に植えた「ジュノー」の開花レポを、今回は綴りたいと思います。
我が庭は狭い庭でありながら、裏庭(東側)にも表側(西側)にも所狭しと様々な品種の薔薇を強引に植えてしまっている様な感じになっています。
そんな狭く限られた場所(西側)でも、今回の新入りバラ品種「ボニカ82」は元気に開花を見せてくれました。
また、毎年美しい姿をみせてくれる「ジュノー」も同じく、狭いところ(同じ西側)でいくつもの花を咲かせてくれるのです。
それではさっそく、新入りの「ボニカ82」からご紹介いたします!
まずは始めに、この薔薇「ボニカ・82」の性質から調べてみましょう。
ボニカ 82 (Bonica 82)
1982年 フランス
四季咲き つるバラ 房咲き
中輪 微香 花径 約8cm
長さ 約1.4m程
花形 丸弁の八重咲き
半横張りのシュラブ樹形*各受賞歴あり(後半に記入しています)
薔薇辞典より
(画像は我が庭のバラ)
今春 5月も間もなく中旬へ入る頃、西側の壁脇に新入りの品種「ボニカ82」の蕾を見つけます。
すでにガクから花弁の束を見せていました。この薔薇は修景バラとして、西側の花壇に地植えしてあります。まだ小さいですが、蕾は4~5つほど他に付いている様です。
ピンクの花弁が少しづつですが開いていきます。この花弁のピンク色は濃くもなく薄くもない、純なピンク色に思えます。
葉っぱは小さめで濃い緑色ですね。調べてみると、耐寒性があり四季咲き(繰り返し咲く)とありました。
しだいにローズピンクの花びらが一枚一枚開いていきました。
木立性で、秋にはローズヒップをつける様ですね。育てやすく、房咲きなので沢山の花で華やかになるタイプでしょう。また 応用の利くバラなので、いろいろな仕立て方ができるようです。
花径は中輪、約8cm程の丸弁八重咲きです。花の形も花弁一枚一枚の丸みがハートを思わせる様で、とてもキュートで良い花姿だと思いますよ!
購入した時は知りませんでしたが、この薔薇は「ADR賞」や「AARS賞」などを受賞していて、殿堂入りの凄いバラみたいなんです・・
*「ADR賞」:耐病性、耐寒性に優れたバラ品種が選ばれるドイツのコンクール
*「AARS賞」:オール・アメリカローズ・セレクションという権威ある薔薇コンテスト
ばら辞典より
上の様に、実に頼もしいバラ品種みたいですから、これから元気で生育旺盛な姿を期待していきましょう!
育てやすく初心者にも良いみたいね~
また、この「ボニカ82」の咲き誇る様子が撮れた時は載せてみたいと思っています。
続いては、ここ何年も毎年美しい姿で開花してくれる我が庭の「ジュノー」について、今年も蕾から開花までを観察してみました^_^)/
すでに膨らんだ花弁によって、蕾のガクからピンク色の姿が見えています。明るい緑色のガクは、何か他のバラ蕾とは違いギザギザと鋭く尖っている感じです。この後に「ジュノー」特有の姿が見られます(↓の写真)
甘いお菓子みたいで可愛いわ~
花弁をホワイトとピンクが縁取りしている様ですが、やがて色合い(色のイメージ)が全く変わっていきます。
正面からズームで観ると、まるで美味しそうな綿菓子に見えました!
(↓の写真)
わっ~!ウェディングドレスみたい~
毎年このくらい咲いた状態が、まるで綺麗なドレスの様に見える「ジュノー」。やっぱり別名「結婚の女神」といわれるだけありますね~*我が庭の薔薇ベスト5に入る美しさです!
濃い色はほとんど消えて、優しい色合いのピンク真珠色の花弁が沢山出てきました。
中心に黄色の雄しべ雌しべが見える様になり、蜂や虫たちを迎えているようです。
そんな美しい「ジュノー」ですが、天敵虫(チュレン蜂など)や薔薇の病気(うどんこ病、黒星病など)には弱いので注意が必要です。
今年の新入り「ホワイト・ラフランス」の2番、3番花が次々に咲きました。この春、全部で10輪くらいは咲きそうです。