今春の新入り薔薇「群舞」と我が庭のレギュラーたち4品種の開花レポ

この春の我が庭へ新入り薔薇5つ目となったのは、「群舞」という国産のバラ品種です。

今回はこの新しいばら仲間「群舞 ぐんまい」についてのレポと、今春も元気に開花をしてくれた我が庭のレギュラーたち「フランソワ・ジュランビル」「シティ・オブ・ヨーク」「ジュノー」「ホワイト・ラ・フランス」の4品種の開花を続けて綴っておきたいと思います!

 

まずは、新しい仲間として迎えたバラ「群舞」から

小ぶりで可愛い房咲き花「群舞 ぐんまい」

先日久しぶりの訪問ができた「敷島公園のバラ園」で、お土産として帰りに買って来た小ぶりで可愛い「群舞」というバラを、この度我が庭へ新しい仲間として迎えることができました(^-^)

この日はバラ祭ということで正面入り口の近くに2軒のお花屋さんが出店していて、いろんな薔薇が販売されていたのです。

京成のバラも沢山あったのですが、お手軽値段で売られていたこのパステルピンクの可愛い蔓バラ「群舞」を選ぶことにしました。

一季咲きではありますが、蔓も細くしなやかですし棘が無いところも魅力的でした(^-^)。

帰ってからさっそく薔薇辞典で調べてみると、比較的に流通量の少ない希少な品種とのことで少し得した気持ちになりました(^^♪

早咲きで円錐状の大房となって開花し、とても花持ちが良いみたいですね。また、樹勢が強くて黒点病にも耐性に優れている様で、初心者でも育てやすい品種とあります。

そして、この「群舞」は様々な仕立て方ができる品種で、フェンスやオベリスク、ポールやアーチ、パーゴラ壁面と、ほとんどが可能みたいなので自由にアレンジできそうですね~(^_-)-☆

↑ エントランスの切り花飾りに「プリンセス・シャルレーヌ・ドゥ・モナコ」と「群舞

今回は時期的にすでに咲いている状態で迎い入れたため、あまり初期の様子は観られなかったのですが、また来春には可愛い蕾から観られると期待して待っていましょう!

↓このバラについてのメモをしておきます(我が庭のバラ色別一覧にも載せてあります)

「群舞 ぐんまい」 Gunmai 

1995年 日本  蔓性 一季咲き

花径 3cm ポンポン咲き 微香

樹高 3m  仕立て方は多様

 

ばら辞典より(画像は我が庭のバラ)

 

つづいて、我が庭のレギュラーになっているバラたちの今春の開花を載せておきたいと思います(^_-)-☆



フランソワ・ジュランビル

今年は蔓を大きく伸ばしてきたので、左右に分けて誘引しておきました。雨あがりの露が付いている蕾は、もうすぐ花弁をたくさん広げ始めます。

花くびの長い「フランソワ・ジュランビル」は、花の重さによって下向きに咲くのがほとんどです。

このバラ品種は5m以上にも広がる大型の蔓バラなので、アーチやフェンスなど広い範囲に適しています。枝も細く誘引し易いです。

花弁も多めのポンポン咲きで、優しいピンク色へと変化していきます。このように小中輪の可愛いバラですが、うどんこ病にかかりやすいので注意が必要です。

西表側に地植えしてありますが、ホワイト系品種広がる真ん中にこのピンク色を沢山出してくれれば、この箇所が一層華やかになると期待しているのです(^_-)-☆

この場所には大型のホワイト系品種「ソンブレイユ」と「プロスペリティ」が広く蔓を伸ばして花を咲かせているため、まだピンク色系は花数で負けてしまっているからです。

↑ 今春の「ソンブレイユ」との共演で、花形の大きさが分かりますね~

↓ こちらは「プロスペリティ」とのショットです(^^♪

房咲きになっているので大きく見えますが、それでも大きさは「フランソワ・ジュランビル」の方が少し小さいことが分かります。

前回の「フランソワ・ジュランビル」


 

シティ オブ ヨーク

冬に半分ほど剪定して樹高を低くしておきましたが、今春もいつもと同じように沢山の花を咲かせてくれました(^^)/

ガクから出た時の花弁色は黄色になっていますが、開いていくにつれて色が薄くなりクリームイエローとなります。

↑ だんだんと花弁を開かせていきますが、このくらいが一番可愛らしい感じがします。

花弁の枚数は少ないですが、多花性なので一枝に5輪ほど花を咲かせますので、満開の時は咲き誇っている感じになります!

↓この頃になると、甘いフルーツ系の香りがほのかにしてきますね~(*’▽’)

強健品種で蔓をどんどんと伸ばして広がっていきますから、やはり広く場所が取れるところが良いと思います。シュートも沢山出ますので新しい枝へと更新していきます。

咲き進んで行くと外側は白っぽくなり、やがて中心の雄しべ雌しべがはっきりと見える平咲きとなります。

開いた花に、蜂が蜜を取りにきています↓

何日か雨の日が続いて花も痛みがちになりますが、そろそろ満開を迎えていました。

花が終わると、秋にはローズヒップの実ができます(^-^)

 

前回の「シティオブヨーク」


 

ジュノー

5月の中旬に入って間もなく、桃のような蕾から大きく花弁を開いていきます。

雨に打たれながらも、律儀に開花していく姿がとても愛らしく思えてきますね(*’▽’)

昨年は春に長引いた雨のために、ほとんどの蕾が大きくならない状態で病気(灰色かび病)になり残念な数でしたが、今春はけっこう咲いてくれそうです。

今年も多少は雨に打たれてしまう日がありましたが、昨年よりも快晴の日が多くなってくれたので、↑の様な綺麗な花弁を魅せてくれたのです(^^♪

今年は生長が良くなっているみたいで、アーチに絡ませることができるくらいに大きくなっていますね。そして、今年が一番多くの蕾が付いてくれた様に思います。

↓ 毎年そうですが、「ジュノー」はこの姿が一番美しいと思っています(#^.^#)

雨上がりの朝に、花弁に雨の雫がついて輝いて見えるのも素敵ですね~(淡いピンクのドレスみたいにも見えます

昨年の「我が庭のバラ 花姿ベスト10」に入れただけあって、この「ジュノー」は本当に上品で美しいバラ品種だと思います(*’▽’)

前回の「ジュノー」


ホワイト・ラフランス

今年で2年目となった「ホワイト・ラフランス」ですが、5月の中旬に入って間もなく昨年と同様再び優美な姿を魅せてくれました(^-^)

蕾の花弁が少しづつ開いていくと、このバラは外側に捲れる(めくれる)感じで咲いていきます。

ひらひらとした花弁がふんわりと開いていきますが、枝が細いので花の重さによって下を向いてしまいます。

剣弁抱え咲きの咲き方をしていて、一枚一枚の花弁がカールしているように巻いてるみたいですね~

ピンクのラフランスの枝変わり品種で、優しいペールピンクからホワイトへ変わっていく感じです。

今から130年程も前に作られたというこのバラに、とても歴史を感じさせられますね(^_-)-☆

ばら愛好者に人気のこの「ホワイト・ラフランス」は、香りも濃厚なダマスク香が強いということ&優しい色合いがオールドローズの美しさを持っているということでも魅力的なのでしょう!

我が庭でもこれから年々、花数が増えていくと思いますのでとても楽しみです(#^.^#)

前回の「ホワイト・ラフランス」

 


今回のおまけ記

↓シックなダークパープルミニパンジー

まだまだ「パンジー」の3番花が、今年は頑張って咲いています。

↓ ミニビオラのホワイトバニー

このビオラは、とても変わった珍しい感じのビオラだと思います。

↓ バコパとブルーロベリア

春花から初夏へのハンギングバスケットを植え替えしました。蒸れに弱くて上手く育たないことが多いのですが、今春は切り戻しをしながらやっていたので咲いてくれた様です(^-^)。

↑ 冬越ししたガーベラが花を咲かせていました。ピンクベージュの八重咲きで可愛いです

 

また次回へつづく


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