今年初冬に咲いた我が庭のバラ「グリーン・アイス」と「ジェネラス・ガーデェナー」について今回は記録しておきたいと思います。
また後半に追記として、今回は惜しくも完全な開花まで至らなかった初冬の「クリスティアーナ」についても記しておきたいと思っています。
まずは冒頭画像の初冬に咲いた「グリーン・アイス」から
少しづつ気温も低くなり、朝夕が冷えてきた11月。複雑に伸びていた薔薇枝の剪定も進んで、我が庭も比較的すっきりとした状態になりました。
そんな中、南側の鉢植えに「グリーンアイス」がいくつか白い蕾を付けていました。
午後はあまり陽当たりがありませんが、午前中の日差しは良く気温が上がる場所なので蕾を付けてくれたのでしょう。
そして朝夕冷えるこの時期でも「グリーンアイス」は、数日もしないうちに花弁を開き始めました。
七分咲きくらいでしょうか、最初は純白の小さな花弁がたくさん重なっている様子が見えます。
この品種は全開しても約3cmほどの花径です。今年は陽射しが良い場所に移しておいたので、花数も以前より多くなっている感じです。
11月も中旬へ入り、蕾も次々に開いていきました。春・夏に比べて冬の陽射しは優しいため、バラの花弁が保つ日数が長い様です。花持ちが良ければ、この「グリーンアイス」の特徴である変化がより長く楽しめます!(上の写真と下の写真を比べてみると・・)
間もなくして、花弁がライムグリーン色へと変わっていきました。
春季に咲いた時よりも、こうして初冬に咲いた花弁の方がグリーン色の濃さが出ている様に感じます。
↑上の画像でも分かりますが、陽射しに光る花弁が美しいライムグリーン色になっています!
一つ一つの花弁が小さく 花径が小さいバラですが、初冬の我が庭を明るくしてくれます。
11月の上旬、我が庭の西側に「ジェネラス・ガーデェナー」の蕾を付けていました。毎年、秋にも返り咲きするバラ品種です。
蕾のガクを割って花弁が見えていました。花数は少ないのですが、花持ちも良く色合いや香りも良い美しいバラです。数日のうちには大きな花弁を開かせていくでしょう。
花弁の膨らみによって蕾のガクから完全に放たれ、重なっていた1枚1枚が大きく開いていきます。大きめの花弁が開いていくと、花芯(雄しべや雌しべ)が見えるようになります。(↓画像)
朝晩の気温は低くなってきましたが、日中は陽射しによる暖かさで23度位になれば、4月下旬と変わりませんので、四季咲きバラも開花しやすいのかもしれません。
初冬の優しい陽射しに、淡いペールピンク色の花弁がナチュラルなお庭の演出をしてくれます。
晩秋のバラは春バラと違って、しっとりした咲き具合に趣があり良いですね!
花弁が落ちると冬への準備が始まります。剪定や堆肥など少しづつ来春のバラ季へ備えます。
蔓バラは誘引も必要です。
追記:11月の「クリスティアーナ」
大きな丸いコロンとした五分咲き程になった「クリスティアーナ」を撮っておいたものです。この後間もなく花弁を開き、その美しい開花姿を観れると楽しみに待っていましたが・・
しかし、クリスティアーナはこのまま開くことはありませんでした。この後まもなく花弁はパラパラと落ちてしまいました。ここまで膨らんでいたのに本当に残念です。
追記2:今年のクリスマス・バージョン飾り
今年もクリスマスの季節が近づいてきました。今回も前年とは少し違った感じにエントランス飾りになっています。薔薇の切り花と鈴の飾りで雰囲気を作ってみました。
玄関内飾りも1輪だけ綺麗な純白色に咲いていたバラ「ソンブレイユ」を差し花に、サンタや雪だるま等の置物と一緒に飾りました。
純白色でふわふわとした感じの「ソンブレイユ」も差し花にすると、とても花持ちが良いです。
これから本格的な冬へ入っていきますが、陽気によっては何か四季咲き品種が咲いてくれるかもしれませんね!
つづく